例の藍れに

ちんこ!(気さくな挨拶)

今日は休みます‣叙 オヌシ、主観を生きられてはいるか?もしや成長性だとかほかの人間の役に立つためとかぬかすんじゃないだろうな?だとしたら今すぐやめなさい。とりあえずやめて、後で私が真なる主体性について説いてあげます。



べての人間、いやすべての生命に、存在する意味とか価値はない。やっぱちょっと違くて、意味や価値を見出すのは、種としての一般論というか、当人たちだけなのだ。

うまくまとまらないので結論から言うと、人間が滅びようと地球がなくなろうと、人間が滅びただけ 地球が崩壊れただけ、でまとめられてしまうのだ。
たしかに人ひとりという規模からすると、ただの質量的に考えてもとんでもないものかもしれないが、質量の話をすると、それこそ宇宙全体から見た地球は砂漠に落ちた針より小さいものになるだろうから、間違いではない。地球というか太陽系全体を置いても、たぶん同じことがいえる。

宇宙とは、岩がぶつかってくっついて爆発して沈んで、またぶつかって小さくなってくっついて、を繰り返すためにあるものだ。そんなものに観測者はいらないし、自立して動く岩もいらない。古い哲学者たちは自分たちを特別なものだととらえすぎている。


つまり生命は、人間は、世界にとって必要ない、というかいてもいなくてもさしたる変わりはないのだ。これを書いている私も例外ではない。じゃぁなぜ我々はいきているんだ、今すぐ死んだほうがましじゃないか、と思うなら、今すぐご飯食べてシコって寝なさい。朝起きたら、鬱になっているはずだ。


私は今現在鬱状態にはなっていない。なぜ生まれたのか、なぜ生きているのか、という問題に別の答えを出しているからだ。まぁこれについて答えが出ていなかったとき、私も鬱だった。あぁこれは鬱だな、という鬱だった。


鬱の君にこたえをおしえてあげよう。

なぜ生まれたのかは明白だ。おやがセックスしたからだ。厳密にいうと、親はまっとうな生命だったので、種の保存のため、自己保存のためにある性欲にあらがわず交尾し、あなたから見てのちに母体となる親の子宮に、のちに父となる親の生殖器の先から放たれた遺伝子情報を含む精子が、卵と交わり、着床し、順調に成長した挙句、母体から受け取る栄養での成長は十分だということでそこから脱出したからである。(終わり二行は嘘だ。この時点での人間に自我はない。実際は、これ以上は母体のなかより外に出してから栄養摂取を行ったほうが良いということで、人体について熟知した人間ががそのたすけをしつつ、母が、お前をここにはおいておけぬ、外界を知るのだと叫びながら、お前を外に出そうと、糞を出すのと同じようにいきんだからだ。糞も一緒に出た)

これだとセックスをしない人間が、まっとうな生命ではないというようにうけとれるかもしれないが、それは違うので安心してほしい。人間は知能が高いから、つまり理性があるから、そういうこともありうるのだ。そう、今こそが、人間としての矜持を、他の生命とは違うのだという特別性を称える時なのだ。
そしてこれは「成人済みの男性であり、性行為の経験がない」状態を示す、大衆的価値観からするとバッドステータスでしかないものを持っている事を肯定する為の慰みでしかない。


なぜ生きているのか。

知らない


おしまい




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わたし、魔法使い