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ラオウよ...きさまが握るのは天ではなく死兆星だ

  フジ子・ヘミングが亡くなった悲しい報せを受け止めての更新。なんでこうも尊い人ばかりすぐ亡くなってしまうのか、最近かなり高い頻度で聴いていたので本当に悲しいな。悲しいニュースを目にする度、自分が代わりになればいいのになとかくだらない事ばかり頭に浮かぶのは余りにも浅はかなんだろうなあ

  最近は刈り上げが怖い。意図的に作られた清潔感を心の底から拒絶してる気がしてる。清潔感の3文字、ただでさえ画数が多くて苦手なのに、態々そんな物でおれを殴らなくても・・・と常々思う。こんな自分も、中学生時代はツーブロックに憧れた過去がある。僕の育ったところは極めて閉塞的な環境で、一つの学年に生徒が50〜60名ほど、2クラスしかない環境だった。近い距離に小学校と中学校があって、小学校を出たら近い距離にある中学校に進学する、みたいな事が一般的だった。生徒数が少ない事は、メリットもデメリットもあった。メリットは、名前を聞いたらどういう人物か分かること、デメリットとして上げるなら、ほぼ同じ環境で過ごすため得られる刺激や人付き合いの経験が少なく、完成されたコミュニティで9年間過ごさないといけないこと。思春期特有の不安定な心情がゆえに、切れてしまう関係もあるけれど、それを抱えたまま卒業まで過ごさないといけない事。中学校3年生の頃転入してきた担任の先生がヒステリックな女教師で、学校に行くのが嫌で不登校になった。不登校になってからは、もこうのゲーム実況を見ながらスプラトゥーンをする事に精を出した事を覚えている。そんな自分も、当時はツーブロックに憧れていた。1番後ろの窓際の席←かなり良い でジャージの裾から有線のイヤホンを通して相対性理論を聴いていたのに、ツーブロックの横文字の響きに心が何度も揺らいだ。教室の隅で食べられないミニトマトの切れ端を昼休みが終わるまで眺めながら、ツーブロックに憧れた。

  時が経って、今年で24歳、カラオケゴミ夜勤から帰る朝の電車で空いている席に座らず、AirPods耳にぶら下げてるフェードカットの高校生が本当に怖い。なんなんだよ。つーか、フェードカットってお手入れ大変ですよね、多分。月イチくらいで髪の毛切らなきゃダメなんじゃないの?親不孝カットじゃん、それ。フェードは親不孝、飲酒と音楽ゲームとパチスロに明け暮れながら老後の年金暮らししてるジジイみてえに過ごしてる俺とどっちが親不孝なんだろう。みんなもおれと、親不孝バトルしよう。金かけてな。学校行かずに初代スプラトゥーンを96ガロンデコでウデマエカンストさせてから人生がおかしい。俗っぽくて悔しいけど、高校でメンヘラの彼女が初めて出来てからもっと人生が狂ってしまったな。

  今は、さっき回した洗濯物を干す事しか考えていません。八田與一を捕まえて人生逆転するとか、そういう野暮な事は考えないで、お外ポカポカの日にちゃんとベランダに洗濯物を干す、きょうはそれが出来たらスペシャルだと思うことにしました。うつ病で無職でどうしようもなかった時、何度も支えられた加藤純一のTwitterのbioで、今日のところは〆たいと思います・・・

 ただ、一生懸命生きています............



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