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「そんなの仕事じゃない」と言われた日

こんにちは。
今日は息子に言われた言葉でとてつもなく傷ついたので気持ちを記しておきます。

アトリエがない月〜水は、自分のお休みなのですが、
休んでいるのは月曜のみで、後は家で仕事をしています。
その内容は、振り込み確認だったり、メール返信だったり、
造形試作だったり色々ですが、本当に正直おわらんのです。
この見えない仕事にズーーーっと追われているのです。

で休みの日は、家事の合間にやってるんですが、
息子(10歳)にはただ、遊んでるように見えるらしく、
「仕事中だから、今話せない」といっても
ずっと話してくるし、買い物行こうだとか、ご飯食べたいだとかいってくる。
買い物も、ご飯も、時間を決めて、この時間になったら仕事は切り上げると伝えても、
不服そうに文句たらたら…

で、私がPCに向かってる横で「そんなの仕事じゃないじゃん」と一言
彼の中では、夫のように、サラリーマンしているのが仕事で、
私がアトリエの活動外の事務作業しているのは仕事に見えないそうです

もうプチっと来てしまい、
「外で仕事してくる」と家を出ました。
(結局ジョリーパスタでご飯食べて、セブンでアイス買って帰っただけです)

じゃぁどいうのが仕事なんだ…
人の仕事を軽んじたり、ステレオタイプな「仕事」の定義しか持たないのがほんとにがっかりでした。

昨日は、トランスジェンダーの話をしていて、
「性の多様性について、アニメの原作が勝手に変わったり、急にトランスジェンダーのキャラクターを入れたり不自然で迷惑」というので、
「そのアニメ見てるの?」と聞くと「見てない」と。
「じゃ、迷惑じゃなくない?」
「はぁ?行間読めないの?そういう風潮が迷惑じゃない?」

って・・・・

なんでこんな攻撃的なのか…
というか、こういうのって、誰かが言ってるから自分も、ってそのまんまじゃん、って
もうがっかり通り越して言論バトル!

そもそもLGBTQって、こちらがこんなに意識する前から存在してたんだから、
今更騒ぐ方が恥ずかしいし、認める認めないじゃなくて、もうあるものって思うけど…

っと話は逸れたけれど、
「自分が一生懸命やってること」を批判されるとやっぱり人はキレますね。
でもこれって、こどもにも言えると思うんです。
子どもが一生懸命やってることに、
「そんなの無駄」だとか「面白くない」だとか
そんなことを言ったら、誰だって傷つく。

アトリエや、そのほかでも関わっている子どもたちを見ていると、
人の作ったものや、人の意見に素直に「へぇどれどれ」って見れたり、
「いいね、すごい!素敵」と共感できる子は、
親子関係も良さそうに思えるのと、とても素直に育っていると感じます。

一方で「僕にだってできるし」と不貞腐れるのはまだ可愛い方で
「そんなの全然良くない」だとか「僕の方ができる」とか
比較して相手を下げたり、自分をあげたりしてしまう子は
ちょっとやはり「満たされていない」のだと感じます。

これが全てではないけれど、
共感力が高い子は、たくさん共感してもらえているように思うんです。
褒めてもらってるのとはまた違う。

ま、人の子は客観的に見れますが…
自分の子となると、前述のとおり、レベルのひくい喧嘩をしています。

子どもは自分の親の職業に「誇り」を持ちたいものなんでしょうかね?
自営の方含め、全ての仕事が、誇らしいと思えるような教育ってなんでしょうね。
もっとわかりやすい仕事以外にも、仕事ってあるんだよ〜って
知っていけたらいいですね。


ではでは。

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