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幼稚園の先生たちとの研修と生かしきれない積み木の行方

今日は、一日幼稚園の先生たちとの研修がありました。
午前は積み木の基礎講座、午後からは実際の幼児クラスに入っていただき関わりを実践してもらいました。

先生方によりますと、童具はあるけど生かしきれていない、と。
これ本当によく聞くんですよね。
できる先生しか触れない、扱えない…結果、すみっこに追いやられてしまってる…

もったいないですよね。
こういう話を聞くたびに、
「積み木で遊ぶって、なんでそんなにハードル高いのかな?」って超謎だったんですよ。

みんな頭でっかちすぎない?って。
ただ、子どもに遊んで貰えばいい、自分も一緒に遊べばいいって、それだけなんだけど、ど〜〜〜〜〜してもそれが「???」な方々は多数いらっしゃいます。

でも、難しい
でも、できない
でもでもでもでも…!



多分一生この溝埋まんないんじゃないじゃないかな?って思うんです。

「ただ遊べばいいのよ!」っていう言葉に戸惑う人たちっているんです。

私は、「童具がある幼稚園(保育園)」ってもうそれすごい価値だと思うし、資産だと思うんです。

そういう集団の現場にこそおいて欲しいし、そこにあるから、全ての子どもに良質な積み木を触れられるきっかけの一歩だと思うんです。

昨日の記事にも書きましたが、
「誰にでもそのきっかけを」って考えると、幼児教育の現場にあることが一番早いんです。

お人形が・・・!笑


だとしたら、「童具導入園」みたいなの本当に価値として打ち出して、そういう保育園、幼稚園に勤めたい!という先生がたを集めた方が手っ取り早い感じがします。

園の中で、「積み木はよくわかんないんで…」みたいなテンションの方をまとめるより早くないですか!?

童具で育つ幼稚園や保育園!っていうと、なんかスケール大きくなっちゃいますが、「積み木共育を推進しています」くらいのキャッチフレーズで保育園・幼稚園を運営してしまった方が、集まる先生方もある程度似た感じのメンバーになってくるのでは…?


ビーズも基尺があっています


そんなことをほろよい気分で考えていたのですが…

でもね、やっぱり人って多様だからいろんな人がいて、仕事があり職場があり、保育があり、子育てがあり…
対話の中で方向づけがなされていくっていうのは、一つの大切な営みだよね。

二転三転したけれど、
そんな中で、童具が施設の中で生かされて、子どもの成長の一コマにあって欲しいな、って願うばかりです。
私ができることはなんでも協力したいな、と思います。

今日は幼稚園の先生3名が研修に来てくれて、資料にたくさんのメモを走り書きしている若い先生方を見て、応援したくなりました。

ぜひ、積み木を用いた保育や、日々の保育観の中に、共育が芽吹いたらいいなと思います。

ありがとうございました。

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