4月28日の公開日が迫ってきた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。ついに最終トレーラーも公開され、あとは公開を待つのみ、といったところです。

そんな『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、公開が始まってないですが、ドンキーコング好き界隈にすでに衝撃を走らせているのをご存知でしょうか。

という私もそんなドンキーコングファンなので、同じくビックリしています。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でドンキーコングに変化！

今回の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、トレーラーなどでも発表されている通り、ドンキーコングも登場。ドンキーコングが銀幕デビューを果たします。

今回の映画に合わせて、ドンキーコングのデザインが変わったことも改めて伝えられており、すでにビジュアル的にドンキーコングの変化に驚かされているのですが、さらに驚く情報が公式サイトに掲載されていました。

そんな驚きの情報がこちら。

ドンキーコングにそこまで詳しくない人は違和感を感じない説明文かもしれませんが、この短い説明文の中に、従来の設定とは違う内容が含まれています。それがドンキーコングがクランキーコングの“息子”という部分。

これ、実は従来とは大きく違う設定なのです。

クランキーコングの息子はだれ？

そもそもクランキーコングとはだれ？という人のために、まずはそこから紹介。

クランキーコングとはこのおじいちゃんゴリラのキャラクター。
『スーパードンキーコング』にて登場したキャラクターでコングファミリーの長老的な存在です。味方。

しかし、その正体はマリオのデビュー作『ドンキーコング』に登場した初代ドンキーコング。あのドンキーコングが時を経ておじいちゃんになった姿…..という設定となっています。マリオが老けていないので、なんでドンキーだけ老けているの？と思うかもしれないですが、まぁゴリラだし、歳のとり方が違うのかも。

で、そんな初代ドンキーコングの息子とされたキャラクターがいます。
それがドンキーコング……ではなくドンキーコングJr.です。

ドンキーコングJr.はランニングシャツを着たドンキーコングよりもひと回り小さいゴリラのキャラクター。

ファミコン時代には主人公を務めていたりもしたのですが、最近は活躍の場が少なくなってきていますが、マリオカートのスマホゲー『マリオカートツアー』にスーパーファミコンシリーズからの刺客として登場したりと、その存在がなかったことにはなっていません。

じゃあ、あのネクタイを締めたドンキーコングは何者なのか？
というと従来の設定ではクランキーコングの孫。

ドンキーコングJrとドンキーコングの関係は明言されていないので、親子なのかはわかっていませんが、少なくともクランキーコング、ドンキーコングJr.、そしてドンキーコングはそれぞれ3つの世代に分かれていました。

それが今回の映画でドンキーコングがクランキーコングの息子という設定が登場してしまったことで、ドンキーコングJr.の存在がすっ飛ばされてしまったわけです。

クランキーコングとドンキーコングが親子というのは“実は間違い”だったのがこれまでだったのですが、今回の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の登場で、“それも正解”の世界が生まれてしまいました。

ドンキーコングの設定に結構な事件が起きている『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。ドンキーコングファンの一人として、今事件が起きているよ、ということをここに書き残しておきます。

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