すっかりハロウィンシーズン真っ盛り。
気温もガクンと下がって、これから寒い日々が続くと思うと、夏好きとしては気が思いやられます。そんな10月3週末目。

今週もアニメ映画興行ウォッチングをやって参ります。

2022年10月22日〜10月23日の週末動員数ランキング

12週目にしてついに『ONE PIECE FILM RED』の牙城が崩れて、『ソードアート・オンライン』最新作が初登場1位を獲得。根強い人気の高さがわかります。

とはいえ『ONE PIECE FILM RED』は興収173.6億円到達で日本歴代9位の成績に。まだまだ来場者特典やオーディオコメンタリーの実施も追加発表されているので、数字の伸びはありそうです。

RRRなど話題作もあったので、今週『バッドガイズ』がランクインできるか心配だったのですが、無事3週目も9位にランクイン。実はここ三週間ではTOP10唯一の洋画枠となっています。

『うたプリ』は10位にギリギリ踏みとどまり、『デパプリ』は5週目で圏外へ。そしてぼくらのよあけは圏外スタートとなりました。

以上、そんな感ジ。

先週のランキングは以下の通り。

今週末は『銀河英雄伝説』の策謀二章目と『カメの甲羅はあばら骨』の上映がスタート。新作ではないですが、『王立宇宙軍オネアミスの翼（4Kリマスター版）』も上映開始。Netflixでは、『ウェンデルとワイルド』の配信が始まるのもお忘れなく。

以下、購読者枠では、ついに動き出した東宝の今年の本丸。
『すずめの戸締まり』の公開が目前に伴い、どんな施策や公開直前スペースの内容などをまとめました。

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『すずめの戸締まり』公開目前！情報続々解禁

ちょうど、昨日10月28日（金）には金曜ロードショーにて『君の名は。』が放送されまして、『すずめの戸締まり』の公開が本格的に近づいてきたことがわかります。

金曜ロードショーのTwitterアイコンと、すずめの戸締まりのTwitterアイコンが入れ替わっている、“入れ替わり芸”などもやっていて面白かったですが、11月6日（日）からはテレ朝の方で『天気の子』が放送されます。

さて、そんな金曜ロードショーではなんと早くも『すずめの戸締まり』の冒頭12分を放送。公開も始まっていないのに、太っ腹ですよね。

この冒頭映像は各種映像配信サービスでも期間限定で無料配信されています。

後ほど紹介する新海誠監督の参加したTwitterのスペース配信では、熱心なファンは無理して観なくていいのでは……とのことでしたので、この12分は私はまだ観ていないのですが、それだけ多くの人にリーチするような施策が取られているわけですね。

今回は来場者特典に最速上映！初動ブースト施策

初動の数字に大きく寄与しそうな施策が、まさかの来場者特典の配布！
『すずめの戸締まり』の制作秘話や秘蔵資料が掲載されている“新海誠本”が全国合計300万名に配布されることが発表されました。

小冊子とのことですが、映像を見ると全然大きいサイズなんですよね。

夏公開でなく、秋公開ということも加味して、初動の数字を少しでも大きくするための施策なのでしょうけど、まさか新海誠作品でもこういったアクションを取るとは少しびっくりです。

そして公開日の0時には6都市11劇場で最速上映が実施されることも発表。

北海道・東京・神奈川・大阪・愛知・福岡と、限定的ではありますが、日を跨いだタイミングで『すずめの戸締まり』を楽しめます。
この最速上映は先行してすでに予約販売がスタートしています。

ただ、さすがに『鬼滅』や『呪術』と違って、座席争奪戦は起こらず、販売から一日経った今でも結構余裕がある感じ。
（大阪・TOHO梅田の巨大な1番スクリーンの埋まりは、10月29日の22:00現在こんな感じ↓）

さすがに初週は動員数ランキングは1位になるでしょうが、果たして、その数字をどこまで伸ばせるのか？気になります。

スペースで開催！『すずめの戸締まり』制作の戸締まり報告会まとめ

そんな『すずめの戸締まり』ですが実は、新海誠監督がTwitterで完成を報告したのは10月22日。今回も結構ギリギリだったのですよね。

これを受けて10月23日には『すずめの戸締まり』の公式TwitterアカウントがTwitterのスペース機能で“『すずめの戸締まり』制作の戸締まり報告会”が実施されました。

このスペースでは新海誠監督が直々に、ハッシュタグで集まった質問に答えるという内容のもの。一体どんなお話があったのか、まとめました。

ちなみにアーカイブを追って聞くことができますので、じっくり聞きたい人はこちらをどうぞ（↑）。