毎年名古屋では『クレヨンしんちゃん』シリーズでも知られる映画監督・原恵一さんにフィーチャーした原恵一映画祭が開催されているのですが、今年も実施されることが発表されました。

第７回を迎える今回は......

第7回 モーレツ！原恵一映画祭in名古屋『オトナ帝国２０周年記念特集』と題して、2021年に公開20周年を迎える大傑作『映画クレヨンしんちゃんモーレツ！オトナ帝国の逆襲』を上映します。

注目すべきは今回はなんと貴重な35mmフィルムでの上映である点！
会場となるシネマスコーレさんでは、今では珍しくなったフィルム映写ができるということで、上映形式的にも次がいつあるのかわからない貴重なイベントとなります。シネマスコーレさんは、名古屋駅からすぐそこなので、遠征組もありがたいかもですね。私も名古屋在住時代によくお世話になった映画館です。

そしてそして、さらに注目は併映作品となるTVアニメ放送回。
まさかの『母ちゃんと父ちゃんの過去だゾ1』ですよ！！！
これ、ほんと貴重なエピソード。

『オトナ帝国』の発想の元となったとされるエピソードでして、しんのすけ達が“なつかし博物館”に出かけて、大人達が夢中になってしまい.....その中の平成の展示に“クレヨンしんちゃんコーナー”があり（メタすぎるけど）、それをきっかけにおケイからひろしとみさえの馴れ初めを聞くという導入の話となっています。3話連続となるエピソードの最初の話なので、ナンバリングが付いてます。

２、３も観たいって人もいるでしょうが、そちらは完全にひろしとみさえの過去話なので、『オトナ帝国』とのつながりを知るには『1』だけでも十分なのは確かだったりします。

ひろしとみさえの馴れ初めだなんて、かなり重要なエピソードではある気がするのですが、作中ではピンク・レディーや西城秀樹の曲が用いられているせいなのか、2021年現在でも未ソフト化のエピソードとなっています。こちらも観ようと思って簡単に観られるような作品ではないので要注目です。

ついでにトークショーなどの追加企画も予定されてるとかなんとか......。
すでにこれだけでも役満ですが、跳満もしくは倍満の可能性が出てきています（麻雀勢にしかわからない例え）。

大阪民としては、名古屋遠いぜ.....ってところなのですが、それでも行きたいと思える20周年にふさわしいラインナップ。近隣の方や、しんちゃんファンの皆様。ぜひこの貴重な機会を逃さぬよう要注意です。

予約や追加実施内容はこれから発表されるそうなので、要警戒。
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