この企画はまだ生きているのか？という話。

『僕はロボットごしの君に恋をする』の続報がなぜか全く無い？

画像引用：https://amzn.to/34cEqju

2018年4月26日、歌手のTHE SxPLAYさんによる自主企画イベントにて、突如山田悠介さんによる長編小説の『僕はロボットごしの君に恋をする』の劇場アニメ化が、ゲストの山田悠介さん本人の口から発表されました。もう3年前の話ですね。

そもそもなんで、THE SxPLAYさんのイベントに山田悠介さんが参加するのかといえば、実はこの小説の刊行時のプロモーションとしてA-1Picturesによってアニメーションのプロモーションビデオが製作され、THE SxPLAYさんがテーマソングを担当したことによるもの。

キャラクターデザイン・カバーイラストには『君の膵臓をたべたい』なども担当したloudraw。プロモーションビデオのキャストには、花澤香菜さんや入野自由さんも参加する豪華なものとなりました。

これだけのものが作られているのなら、劇場版もすぐにできるのかな.....と思いきや、2021年5月現在、なんと、いまだに続報がない状態です。

公式サイトには劇場版アニメ化の文字はなし？

実は今公式サイトをのぞくと、アニメ映画化に関する情報は一切ありません。

サイトの最後の更新は2020年3月。文庫版が発売されるということで、製作に関するなんらかのアピールをするには絶好のタイミングだと思うのですが、特に動きはないどころか、言及すらされていないのが怖いです。

唯一アニメ映画の情報が覗けるのがOGP画像↓

OGP画像とは、TwitterやFacebookなどでシェアされるときのサムネイル画像として設定される画像のことを指すのですが、そこには一応劇場版アニメ化決定の文字が記されています。

OGP画像には書かれているのに、公式サイトには一切言及がないのはどうも不自然。邪推すると、実はもう企画が凍結していて、公式サイトから劇場版アニメ化の情報を削除した後に、OGP画像を切り替えるのを忘れていてアニメ映画化の情報が残ってしまっている......なんて可能性はあってもおかしくない気がします。

気づかれて、差し替えられる前に、2021年5月24日時点のnoteにおけるOGP画像をキャプチャしておきますね。（意地悪）

思えば発表当時からスタッフ・キャストは未定という状態だった企画。ここまで続報がないと考えると、山田さんの発表時点でもまだまだ製作の前段階だった可能性もありそうですね。

ちなみにその件の発表の瞬間はこちらで観ることが可能。
THE SxPLAYさんも映画の方に関与しているような発言もしているので、ある程度、企画は進んでいたようにも見えますよね。続報がないのはその後に何かあったのかな？

世の中には『蒼きウル』みたいな、本当に製作中なのか？みたいな映画がありますが、そんなジャンルの一本として『僕はロボットごしの君に恋をする』が存在するということは豆知識として覚えておくと良いんじゃないでしょうか。

いや、別に良くないか。

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