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台風でも大丈夫!グリーンカーテンのススメ

最近、高気密高断熱住宅がトレンドとなっています。
高気密高断熱住宅のメリットとしては、省エネルギーで室内環境を維持できるため、SDGsなどのカーボンニュートラルの流れに沿っていること。
そして、それ以上に室内環境が安定することでの健康面のメリットも注目されています。

そんな高気密高断熱住宅には、夏の日射対策も重要です。
日射対策として私がオススメしているのはグリーンカーテン。
ゴーヤなどのツル性植物を利用することで、リビングからの景観を損ねることなく、大風の時でもほったらかしで大丈夫!ということを紹介したいと思います。

グリーンカーテンを勧める理由

夏の日差しを遮るアイテムとして、簾やシェードなどがあります。
これらは日差しと共に視界も遮ってしまうため、リビングからの景観を損ねてしまう場合があります。

そこで、植物であるグリーンカーテンを利用することで、自然を感じられるとともに、花などを楽しむこともできます。

簾やシェードの場合、日々の開け閉めや強風時には片づける必要もあります。台風の時などは、そのままにしておくと風にあおられ、家の外壁を傷める場合もあります。

その点、グリーンカーテンは風が通るため、台風などの強風時でもほったらかしで大丈夫です。
なんならネットがやさしく飛散物を防いでくれたりします。

グリーンカーテンにおすすめの植物

ツル性の植物であれば、グリーンカーテンは作れます。
ゴーヤなんかが代表的で、実も食べれるのでいいですね。
ただし、ゴーヤは実ができすぎるのが難点で、グリーンカーテンにするととても家族で消費することは困難です。飽きますしね。

個人的にオススメしているのはオーシャンブルーです。
琉球朝顔とも呼ばれる、宿根性のアサガオ。
上手く育てれば越冬して毎年成長してくれます。

オーシャンブルーは青や紫の花が咲きますが、アサガオのような見た目でとても涼し気。アサガオと違い夕方まで咲き続けますし、6月から長ければ10月ぐらいまで花を楽しめます。

デメリットとしては生育が旺盛すぎること。
特に地植えにすると手が付けられないぐらいになりますので、鉢植えをおすすめしています。

オーシャンブルーの管理

我が家ではゴールデンウイークに植えつけをしています。
宿根草なので、上手く育てれば地下部分を残して越冬。毎年ツルを伸ばしてくれます。
その後は、10月頃に撤去するまで毎日の水やりが必要になります。

植え付け、設置の際はネットが必要になります。
ネットに関しては100均でも売っているのでそれで充分です。
基本的には1シーズンで破棄。そもそも絡まったツルを外すのは大変ですからね。

植物としての管理は非常に簡単な部類に入ります。
ガーデンニングなどに興味がある方でしたら、苦にならずに育てることができるはずです。

まとめ

一見、手間がかかりそうなグリーンカーテンですが、水やり以外はほったらかしでも大丈夫。
台風シーズンでも片づける必要が無いので、日除けとしては大変おすすめです。
高気密高断熱住宅を検討中の方は、ぜひ頭の片隅に留めていただけると幸いです。

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