「大丈夫だよ～！ちゃんと取れるって～！」

教習所で泣いている女の子がいて、それをその友達らしき子が慰めていた。それを見て私が思ったことは……

「いいな～！羨ましい～！慰めてくれる友達欲しい～！」

教習所に通っていたが、私はそこで友達はできなかった。

教習所に通っていたのは高校生から大学生くらいの人が大半だったように思える。何年も社会人をやっていた私とはやはり違うように思えた。まあ、友達を作りにきているわけではないし、ペアで何かをすることもほとんど無いので、友達がいなくても教習所には通える。

そう、通い免許ならね。（私の場合）

通い免許は大学に近い雰囲気だと感じた。好きな授業を自分のペースで取れたので、前日にキャンセルもできる。教習所を出れば家族にも友達にも愚痴を言えるのだ。

合宿免許だった場合、とにかく詰め込まれているから、ちょっと今日は休むって言うのが難しいのではないだろうか？

例えば、その日は運転が上手くいかなくて落ち込んだとして、部屋に帰って話せる人がいないのはかなり孤独で精神的に来るだろう。

合宿免許に行った人の話なのだが、仮免試験の前日に技能講習が上手くいかず、翌日の朝に勝手に涙がでたと言っていた。あんまり涙がでるタイプではない人もそのくらい追い込まれるのでびっくりしたのを覚えている。とりあえず追い込まれるのだ。ある程度、できる人もそうならば、上手くいかない人間はどうすれば……。（私みたいな人）

私は最後まで友達はできなかったし、一緒に通ってくれる友人もいなかったのだが、同じ時期に同い年で車の免許を取る友人と偶然再会した。

それはすごく嬉しいことだったし、励みになったように思えた。

「今、○○まで来たよ！」とか、「今度、○○だよ！」とか色々話して、同じくらいに卒業した。

やっぱり友達っていいなと思った。

あの子も頑張っているから私も頑張ろうと思えることって素晴らしい。最後まで走りきれたのもその子のおかげでもある。（車だけに）

まあ、友達がいなくても簡単に免許を取れる人には関係ないけどね！

ちなみに合宿免許に行った後輩は運転センスがあったみたいで、サクッと取っていた。本人から全く悲壮感もなかったし……

「私は得意なほうだったみたいです～」

と言っていた。

免許に限ったことではないが、傷ついた時に友達は心の支えになるのだ。傷つかないならどっちでもいいというだけ。

周りにそういう人がいなくても、ネットでは同じように教習所に通っている人はいるし、そういう人のブログもたくさんある。

こういうのを読むと、私だけが苦しいんじゃないんだと思えるのだ。そういうのを読むのもオススメ！

まあ、運転センスがある人は関係な（以下略）

つづく。。。

☆今回のポイント☆

友達はいなくても免許は取れる。でも、友達がいた方が心の支えになったり、モチベーションを上げられたりする。（ただし運転センスがある人には関係ない）