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北島清隆作品展「Ishigaki Is.」

先日、銀座のソニーイメージングギャラリーで行われている北島清隆さんの写真展を見てきました。

沖縄にいる私が、なぜ東京の個展を見ているのかというと、実は今月末からこのソニーイメージングギャラリーで自分の個展が行われるので、会場を一度見てみようと思い行ってきたのです。

その時にやっていたのが北島清隆さんの個展でした。写真は、石垣島のきれいな風景の写真でした。

やはり石垣は綺麗ですね。見て、誰もがそう思う写真ですが、一つ一つよく見ると、ほんとこの瞬間によくシャッターを切ったなぁと感心する写真でした。何気ないきれいな写真だけど、観察力と自然を読む力、そしてタイミングをまつ粘り強さがないと撮れない写真でした。

まず、気になったのが虹が海面を横に広がっている写真です。

まぁ、見れそうな気もしますが、私はこれは2度しか見たことなくて、それもこんな大きな虹ではなかった。

それが、湾いっぱいに広がっている。この大きさで、このように横に虹が出るなんてのは驚きでした。

虹よく見るような気もしますが、このような横に広がる虹は見れるようで、なかなか見れない虹です。気象条件や時間などいくつかの条件が揃わない出てこない虹です。それがこんな大きく出ているのを写真にできるなんて、すごいです。

海面にきれいなアーチ型の虹が映り込んでいて、真ん中にマングローブがある、あの写真もすごい。

まずあれだけきれいなアーチの虹も見ることもなかなかないし、それがね海面にの映り込んでいる。るんですそれも真っ昼間に。まぁなんて奇跡的な時間何でしょう。

これは、自分は撮れないだけでなく、観ることも難しいです。

それをしっかり撮ることができる北島さんの写真家としての力量のすごさです。

本人とも話をきけてしったのですが、3匹のマンタが写ってる写真。ドローンで撮ったらしいんですが、そこは普段はダイビングの船がたくさんいるところ、こんな何もない海にマンタが3匹こうやって集まってるのは、近年では珍しい。実はコロナの影響で観光客が少なくなって船が出ていなかったから撮れたと言う、時代の皮肉のようだけど、今だから撮れた、時代の影響をうけた写真だったんです。

それと、波の裏側から撮った写真がありました。

最初この写真を観た時、鏡の写り込みのような不思議な写真だなぁと思ってたのですが、どうやって撮ったかか話を聞くと、しっかりとしたイメージを持って波の裏側から撮ったと言うことでした。ご本人もこれが一番のお勧めだそうです。機会があったら本人からきいてみてください。

を聞とより、写真の対する深みが全然違うんですね。ほんと北島さんとお話できてよかったです。

あと月の虹もありました。私はまだ月の虹を見たことないんですが羨ましかったですね。

石垣の蛍の写真も見事でした。自分もホタル撮るんだけどやっぱり興味あります。有名なホタルの写真ですが、ほんと良い写真でした。それ以外も綺麗というだけでなく。その写真を撮った背景っていうの考えるとやはり素晴らしい。

写真家北島清隆が、その目で見つけた、誰もが取れるものではない、本当に美しい石垣の風景がそこにあり、見事な写真でした。

個人的には、風景写真てあんまりとらないので、正直あまり期待せずにギャラリーの様子だけ見ればいいかなぁと思っていたんですけど、素晴らしかった。

美しい風景を撮るってやっぱり難しいと思いました。

それをしっかりと撮っている北島さんがとてもすばらしいと思いました。

この写真を見れて心から良かったと思いました。

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