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【過去日記】我が家に子猫がやってきた!




前回


キャリーケースを覗いてみるとそれはそれは小さい子猫がいました。
猫ってこんなに小さいのか、と思っていると一丁前に「シャー」

まずは家に慣れてもらわないといけないしキャリーもお返ししないとなので慌ててケージを組み立てる。
ところがどっこいたいへん可愛らしいサイズ感で子猫用トイレを入れたらもうパンパン。
これでは子猫の生活スペースもないしあまりにも可哀想だ(頂いた手前申し訳ないけど)とこれまた大慌てで近所のホームセンターへ駆け込みました。

昔からある田舎の小さなホームセンターなのでそこまで種類があるわけでもなく、なんなら展示品しかない。しかし早く帰らなければ猫たちが可哀想だ!とそのまま展示してあるケージを購入。お店の方のお力を借りて車に押し込み、わき目も振らずに帰宅しました。

私たちが購入したケージは2階建てのもので真ん中に大きな扉がついているタイプのこちらです。

後日大型店に行った際に各階に扉がついていたり、トイレを目隠しできたり、ケージの中に爪研ぎがセットになっていたり、いろんなタイプのケージがあることを改めて目の当たりにしてちょっとだけショックを受けた。
猫ちゃんからしても迎え入れる側としても準備期間がしっかり持てることって大切だなと痛感した出来事です。
ちなみにこのケージはひめちゃんが我が家に来た時も大活躍します。


⚫︎ ケージ生活

ケージも設置が完了しいよいよ正式にご対面。
キャリーの中でずっと警戒して怖がっている猫ちゃんを無理くり引きずり出せるほどのメンタルはなく、かつ触れる自信もなかったためとりあえずキャリーごとケージに入れてしばらく様子を見ることにしました。
猫も怖がっていたけど、人間の方がビビっていたように思う。

「環境に慣れるまでは目隠しをした方がいい」と手に入れた情報を元にバスタオルで目隠し。最下層はおじいワンがウロウロして鼻を突っ込むのでダンボールで囲み完全に包囲。
少し経ってペーストタイプのご飯と子猫用のカリカリ、お水をセットしてあげると意外やすんなり顔を覗かせてご飯を食べてくれました。

8月8日夜

バスタオルの隙間から覗くとなんとも小さい生き物が一生懸命ご飯を食べている。
一体ここはどこなのか。初めて見る景色、初めて嗅ぐ匂い、知らない音や声は人間だって怖い。じっとしつつも観察しているんだろうなと思ってそっとしておくことにした。


⚫︎ 心配性が燻り始める

実際に猫がやってきたことでいよいよ私の心配性がより強化され始めます。
ペーストタイプのご飯は痛みやすいから置き餌はやめた方がいいだの、裏面に記載されている規定量はいくらだの総合栄養食がどうだのキリがない。
窓には脱走防止の柵を、キッチンは危険がいっぱいだから気をつけないとだのなんだのかんだの調べては膨らみ、情報を求めてネットサーフィン。
とにかく落ち着かなくなってその日は逃げるように自室に。でも不思議なことに寝られない!その晩はYouTubeで獣医さんのチャンネルを渡り歩きました。


つづく

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