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師走に向けて「救急車を必要とするまで飲んだらあかん!」

今月初め、行きつけのお店でのこと。
久しぶりに119番のお世話になった。
バーボンロックをわんこそばを食べるようなペースで飲んでいる男の子(推定40歳)がいて、横目で見ながら大丈夫かな?と思っていたら案の定、撃沈。
1時間でボトルを1本空ける勢いだったから、そりゃー気絶するよね。
2人で来ていて、同世代のお友達は「少し寝かしてやってください」と店主さんにお願いしていたけれど、閉店も近かったので熟睡する前に起こそうと声をかけるが全く動かない。
寝落ちしているのかと思ったら呼吸が浅く、これは三途の川へ向かって突き進んでいるのではないのか!?と焦ってフリーズしている人々を(これが傍観者効果?店主さん、お友達さん、しっかり!)と思って眺めつつ、冷静に「救急車呼びますね。脈とって呼吸も確認してください」そう声をかけると皆あたふたと動き始めた。
必死に名前を呼ぶお友達。
店主さんはベルトを緩めたり、呼吸を確認したり(かすかに上下するお腹を見て安堵の表情を浮かべていた)
さて、私は。
119番の電話越しにとにかく謝っていた。
「飲み過ぎたみたいです。ごめんなさい」
状況を説明しながらとにかく謝っていた。
「すぐ着きますからね。大丈夫ですよ」
救急隊員さんの優しくて丁寧な対応に救われるが、お酒の粗相で119番をすることは本当に申し訳ない。
電話を握りしめたまま(こんなことで救急車を呼ぶなんてごめんなさい。こんなことで死んだらあかん。こんなことで、こんなことで…ごめんなさい、ごめんなさい)が頭の中でこんがらがっていた。飲み会の最中に倒れてその後に亡くなっている事例をニュースで見聞きするし、飲み仲間からも経験談を聞いてきたから、最悪の事態へ着地する前にできることはする。
(こんなことだけど、どうか助けてください)
ほどなく救急隊員さん3人が来てくださり男の子の反応を確認すると「これはあかんな。すぐ行くぞ」と。
意識のない人間(しかも少し大柄な男の子)は重いはずなのに、軽々と担架に乗せるとあっという間に運び出してくれた。
お友達はおろおろしながらついていったけれど、その後どうなったのかはわからない(無事を祈る)
救急車は重篤な人のためにあると思っているから、その日はとてもモヤモヤした気持ちが残った(大人なんだから、スマートに飲もうよ)

救急隊員さん、病院で処置してくださったお医者様、深く感謝します。

そうそう。
簡単に救急車を呼んで迷惑をかけることもあれば、自力でたどり着いた救急病院で看護師さんから「こんなときは救急車を呼んでください!」と怒られることもある(どの程度の体調不良なら呼んでもいいのか?とモヤモヤした昔話についてはまた今度)

ヨッパライは
楽しく程よくでなければいけない。
救急車を必要とするまで飲んだらあかん!
「ちょっと飲み過ぎかな?」と思った時点で「かなり飲み過ぎている」ということは多々ある(正気で飲んでいたはずなのに記憶喪失、とか)
自分の能力を過信しないこと。
自己評価は低めでちょうどいい。
自分の適量は把握しておかなくては。
あとは自制心!
がんばれ、自分!
もう一杯は危険や!
もちろん真面目だけでは面白くないから、おっちょこちょい的な「あぁ、やっちまったよ」は、仕方ないということで。
笑えればOK!
(やっちまってる目撃談もまた今度)
ケンカや泥酔はよくない。
とにかく迷惑をかけず、ご機嫌に。
お酒にも人にも、のまれてはいけない。
ほろ酔いで心地よく。
お酒も会話も丁寧に味わって幸せな時間を。


本日はここまで。
おおきに。
さて。
「猫のように生きる」とは?
腹いっぱい飲み食いしません

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