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不妊治療のことって誰にも相談できない

不妊治療クリニックで働く看護師。
自分自身も不妊治療を経験し、不妊で悩む人が何でも気軽に相談できる「不妊治療の保健室」を作りたいと思っています。
看護師として、そして患者として不妊に関するコラムやエッセイをメインにお伝えします。
ネコさんとマンガが大好きです。
不妊治療看護師カナタの自己紹介


体外受精をされた患者様
残念がら妊娠判定陰性でした。

診察で、今後のお話を先生とした後、
30分ほどお話をさせていただき、今後の話や患者様のお気持ちを聞かせていただきました。

カナタ
「先ほど先生とお話をされたことや私とお話したことを帰ってからご主人様とも相談してみてください。
口に出すことで今日の話を自分の中で整理できたり、今後どのようにしていきたいかなどの気づきがあるかもしれません。」

患者様
「主人に話をしてもイライラするんですよね。興味がないわけじゃなくて、話をしたら聞いてくれるんですけど、質問もいっぱいされてイラッとする。だから不妊治療のことは主人に相談しないんです。主人にだけじゃなくて誰にも相談しないかな。」

カナタ
「それって本当にしんどいですよね」

そう声をかけた途端、患者様の目から涙がどんどんあふれてきました。
妊娠判定が陰性でその後も淡々とお話をされていた患者様でしたが、辛い気持ちを我慢されていたことがすごく伝わってきました。

今回の妊娠判定だけのことではなく、今までの辛かったことがこみ上げてきたように見えました。

全てのことが、話をすることで解決するわけではありません。
ただ、話をすることで気持ちが楽になったり、自分の気持ちが整理できたりすることもあります。 

私でよければお話をきかせていただきます。

相談できる人がいなくて悩んでいる
辛くても話をする相手がいない
誰かに話を聞いてもらいたい
なんとなく人と話がしたい

そのような方がいましたらお気軽に連絡してください

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