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プレゼン資料のNG(大学生必見)

 こんにちは。こんばんは。猫だるまです。
今回は、プレゼン資料の書き方について、書いていきたいと思います。


 私は大学院まで進み、研究発表などで
多くのプレゼン資料を見てきました。


 その中で、良いプレゼン資料というのは、
さまざまなパターンがあるのですが、
悪いプレゼン資料というのはパターンが決まっています


 そういう資料を見てしまうと、
せっかくこの人なりに準備をしたはずなのに、
聞き手に伝わらずもったいない、と思ってしまいます。


 そのため、今回は
頼むからこんなプレゼン資料だけは作らないでくれ!
という想いで書きました。


 ぜひ、この記事を読んで、少なくとも、
及第点のプレゼン資料を作れるようになってください。


プレゼン資料におけるNG

 それでは早速、プレゼン資料におけるNGをご紹介します。
それは、「文字が多い」これにつきます。これだけです。


 配色やフォントなどの話もありますが、
少なくとも「文字が多い」という注意を受けるような資料だけは、
絶対に作らないでください。


文字が多い

 文字が多いというのは、例えばこんな資料です。

プレゼン資料のダメな例


 プレゼン資料は聞き手に話を理解してもらうためのものであるため、
発表者の原稿用紙ではありません

 
 このように、しゃべる言葉を全て書き出した文章は、
聞き手には見せないようにしましょう。

解決策:文字を減らす

 文字が多くなってしまった時の解決策は簡単です。
文字数を減らしましょう。例えばこんな感じです。

文字数を減らした例


 いかがでしょうか。
これだけでも、だいぶ先ほどよりも見やすくなったと思います。


 そして、読んでいただければわかると思いますが、
先に示した「プレゼン資料のダメな例」と比較して、
情報量が変わっていません


 その理由は、もとの資料(プレゼン資料のダメな例)で、
同じ情報を何度も文字にしており、文字数の割に情報が少ないからです。


 たとえば、この部分を見てみましょう。
重複している表現を太文字に示します。

“1.野菜を切る
玉ねぎを半分に切ります。にんじん、じゃがいもは皮をむき、食べやすい大きさの乱切りにします。”

 
 このように、「切る」ということを3回も文字にして伝えています。


 番号付きのリスト表現で「野菜を切る」ということは、
もう聞き手に伝わっています。
下記のように、あとはなんの野菜を切るかだけを伝えるようにしましょう。


“1.野菜を切る
玉ねぎ、にんじん、じゃがいも”


 このように記載の仕方を注意すれば、
少ない文字数でも聞き手に話が伝わります。


 せっかくなので、「文字数を減らした例」を
もう少し改善してみましょう。

フォントや行間も改善した例


 いかがでしょうか。
これが人に見せられる最低レベルのプレゼン資料です。


 これでも、足りないぐらいですので、
皆さんがプレゼン資料を作成される際には、
もっと画像などを使って分かりやすく見やすい資料を作ってください。

まとめ

 今回は、プレゼン資料のNGについて、お話しました。


 実は私も、最初は文字ばかりの資料を作ってしまっていました。
しかし、私がお世話になった教授が
徹底的にプレゼン資料の作り方を教えてくれたので、
今ではそれなりに伝わる資料が作れるようになりました。


 教授には本当に感謝しています。


 私はこのように運よく教授に教えてもらえたのですが、
なかなかそういった機会に恵まれることも少ないかと思いました。

 そこで今回の記事で、少なくとも注意してほしいことをお伝えしました。
もし、読者の方でこれまで文字ばかりの資料を作ってしまっていた場合は、今回の記事の内容だけでも、だいぶ資料が改善されると思いますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。

 プレゼン資料は人に見てもらうものだということを
常に頭に入れて作るようにしましょう。

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