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自分を偽らない

自分を偽らない。でいたい。

自分に嘘をつかないでいてあげること。

他人に好かれるために、嫌われないために、自分を犠牲にしないこと。

自分の気持ちや、信じることをその場の空気や相手との上下関係、愛情よりも自分を大切にしてあげること。

何か守らなければいけないとき。立場や会社の利益。そんなとき自分を犠牲にしてしまいやすい。

相手があなたのためという愛情を持ってしてくれていることを断るのはとても心苦しい。

嫌われるのを恐れないは難しい。

自分に嘘をつかない。はどれだけできるだろうか。

全ての人に好かれること

もし一つの意思を抱く時、2択であるときかならず相容れない立場の人とはぶつかることになる。不快感、迷惑、嫌悪感を与えることになる。

だからこそ主張や意思を持つほど全ての人に好かれるのは無理になる。

自分が全ての人を許して愛したとしても相手は嫌うかもしれない。

全ての人に好かれようとするほど自分の立場や主張を踏みにじって相手の都合のいい立場にひょいひょいと乗り換えることになる。浮気な人間だ。

嫌われたくないのは面倒を避けたいからかもしれない。本当の意味で向き合うのが億劫なんだ。

だから自分を偽っても楽をしたくなる。でもそれは楽にならず、ずっと心にモヤモヤを残し続ける。

嫌われたくないのは、相手よりも自分がかわいいからだ。相手がどんな人かより、自分が相手から見てどんなふうに見えるかの方が気になって仕方がない。

愛情ある人との関係

愛情のある人に「嫌だ」ということは難しい。あとですごく後悔してしまう。愛情をふみにじってしまったかなと自分を責めたくなる。

愛情を抱く人は「嫌だ」というだけで私を嫌いになるだろうか?その程度で嫌いになるほどのものが愛情だったのだろうか?それはいうことを聞いているから好きというだけに過ぎない。

愛情を抱く人は、その人のことを思いやって自分を犠牲にしたわたしとの関係を喜ぶだろうか?

たぶん自分を偽る仮面を外した素のままの私と親しい関係になりたいのではないだろうか。

相手もありのままの私であって欲しい。自分の前だからといって気を張っていい子のフリをするのはやめて欲しいのではないだろうか。

だから愛情を持つ人ほど、自分を偽らないで素直に向かい合うのが相手を愛しているものの態度だろう。

素直ということは、嫌なことはいやという。

でも怒り散らしたり、行動で理解させるのではなく落ち着いて、言葉を選んで「それは嫌です」という。

素直ということは、恥ずかしがらずに嬉しいことや楽しいことも隠さずにあらわすということ。

少しでも自分を偽らないことができるようになれたら、嫌われることを恐れることも同時に減っていくことになる。

相手を大切に思うからこそ、自分を消さない。

そして現実。。。

なかなか難しい。こんなことを書いていながら話しかけられてサッと自分の意に反することをどうぞどうぞと言っている自分がいる。

体はもうかなり自分に嘘をつくことが馴染んでいる。そう簡単には抵抗できないほど自動的に体は動く。

どっちでもいいことはどっちでもいいし、

かといってわたしだけ自分勝手に嫌だとと言っても相手がそうでないのならその人は我慢することになる。

譲歩することも必要だし、ある程度輪を乱さないでいることも大人な”態度“なのかもしれない。

しかし小さな我慢は心の不満のコップにポタポタと溜まり続けていく。

我慢しているということは同時に相手の意を通して、相手は思うままに振る舞っているということだ。

いつも主張出来る人は得をするし、主張できない人、譲歩する人は我慢して損をする。

少しくらい自分の意を表明してもいいはずだ。

お互いがお互いの主張をして初めて、どこを譲歩するのか、どこに和解を見出すのか、どちらの判断の方が合理的かを検討することができる。それこそが対話なのだ。

片方の言うことをはいはいと聞くことはただ相手に合わせているし相手のためだ。
とお人好しな私は思っているが、
それは相手の奴隷にも等しい。
何もこちらは意見も持たず相手の思うがままに私をコントロールできる。

それは相手のためにもならなければ自分のためにもならない。

自分を偽らないために何が出来るのか

素直であること。

自分の嫌なことは冷静に落ち着いて言葉であらわす。同時に嬉しいことも楽しいことも感謝もできるだけ言葉であらわす。(なかなか恥ずかしくてできない)
愛情がある人ほど素直に。うーん難しそう。ちょっとずつなら。。

・ちゃんと対話をする

自分の意見も持ち、相手の意見もちゃんと聞く。
相手の意見も尊重して、自分のできることできないことを明確にする。
譲れることは譲り、譲れないものは譲らない。

・自分の意見と合わない人がいることも受け入れる。

どうしてもすれ違いが生じることは自然なことだと受け入れる。
自分を偽ってまで、自分の心に反することをしてまで相手に好かれたいか考える。

結局は関係をめんどくさがらないで向き合うと良好な関係を作れる。面倒を避けるほど実は遠回りなのかもしれない。

うーんなかなかできない。私が一番できないと言える。
すぐにヘコヘコしてしまう。わけもなく愛想良くヘラヘラしている。
なにか話す中で一言だけでも自分の意思を持てたら自分を褒めてあげようと思う。

こんな脳内会議が開催されている今日。


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