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限界共働き攻略マニュアル〜保育園編〜

あとがき

こないだ1年ほど前に書いたツリーに久々にいいねがついていたので読み返したが、普段、全裸とか中年とか言ってるキチガイが書いたとは思えないほど良いことを言ってる。当時とは若干時代背景が違うとはいえ、現役で保育園に通わせている友人の話を聞いている限り、今でも使えるテクニックだろう。

子育て家庭にとって一番の敵は無駄だ。仕事の責任は増え、公私ともやるべきことは多く、時間は限られる。一方、未就学児というのは無駄の塊だ。この矛盾にどう対応するかと考えた結果、「諦める」ことの重要性が増す。丁寧な暮らし、手をかけた育児、親の愛情に応えてくれる純粋無垢な子供たちーー。そんなものはすべて幻想であると理解した上で、現実的な妥協を探ろう。生活を回そう。

愛情たっぷり、栄養満点離乳食レシピ☆みたいなサイトを見てる暇があったら和光堂かキューピーの離乳食を買おう。これだけのクオリティの製品が安価に買える国に産まれたことを感謝しよう。手作りだろうがオーガニックだろうが、食べる時は食べるし食べない時は食べない。そもそも子供は個体差が多すぎて、ネットに漂う「○○したら食べるようになりました」みたいな話はほぼあてにならないと心得よう。

育児というのはかけがえのない時間である一方、思い通りにならないという日々は親にストレスを与え、生活から余裕を奪っていく。すべてを100%こなすのは不可能であるということを夫婦で一度話し合い、可能な範囲で手を抜きつつ自分を甘やかそう。他人と比べるのはやめよう。罪悪感などオムツと一緒に燃えるゴミで出してしまえ。後で振り返ってみれば良い思い出だ。

日本人はキツイことを大げさに強調して楽しいことは控えめに話す傾向があるので、Twitterみてると子育てのキツイ面ばっか強調されがちだけど、トータルで見ればプラスの方が圧倒的に多い。共働き家庭はタワマン高層階を諦めて、みんなで埼玉か千葉に引っ越して3人作ろう!

以下、限界家庭向けお役立ちグッズを共有。ちなみに「子育て 家電」で検索すると、ルンバとかフードプロセッサーとか紹介する記事が出てくるけど、あいつら絶対子育てしてないだろ。

子供の鼻水を無限に吸ってくれる、神が作り給うた機械。先端が細長くなってるアタッチメントが超便利。奴らは保育園でしょっちゅう病原菌を貰ってくるので、そのたびにガンガン稼働させよう。子供はギャン泣きするけど、力で押さえつけて思う存分吸おう。

賃貸だと食洗機ついてない家も多いけど、絶対あった方が良い。水道の分岐線とか面倒だったら最近は独立型のもある。アフィを貼っておいてなんだけど、メルカリで売ってる中古で十分。

うちの子供が小さい頃は売ってなかったんだけど、これあったらメッチャ便利だっただろうなと。限界共働き家庭における調理はとにかく工程を減らすのが肝なので、加熱や温度のコントロールを全部おまかせできるのは熱い、ヤバい、間違いない。

電子レンジも可能であればヘルシオが良い。天ぷらとかコロッケとかの惣菜を冷蔵庫で保存しておいて、これでサックリあたためすると出来たて風味になる。一応アフィ貼ってるけど、基本性能はこの数年間大して変わってないので、メルカリで十分。金は後々SAPIXで必要になるので節約しよう。

おむつに一枚一枚チマチマ名前書くより、おむつスタンプで圧倒的成長!備え付けのインクは使いにくいので、100均でスタンプ台を買って組み合わせるのが吉。将来てにをはハンコマンになった時の練習にもなる。


なんか特にオチとかもないけど、東京砂漠で消耗する人々が少しでも楽になればと。みんなで保育園を乗り切って、タワマン高層階で硬い米を食べながら子供をSAPIXに通わせよう!


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