〔詩〕炭酸刺繍
ソーダ色の青空に
はぐれ雲ふたつ
風に押され形を変えても
ひとつになることは無いままで
勝手に期待して
当たり前に裏切られた気分
始まる前の夢が
さっき弾けて消えたように
なんだ
彼女、いたんだ
苦手な刺繍を頑張ったのに
想いを形にしたかったのに
やっぱり歪んで
渡せないままくしゃくしゃになって
渡せなくて良かったな
なんて
薄れて消えていく
はぐれ雲ふたつ
このまま消えてしまいたい
私
こんばんは。こちらに参加させていただきます!
三羽さんの所で出会った企画です。素敵な響きに「私も書きたい!」と思いました。
藤家さん、よろしくお願いします。
三羽さん、出会わせてくださってありがとうございます。
読んでくださった方、ありがとうございました。
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