ネコハル

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ネコハル

気まぐれに詩やショートストーリーなどを投稿しています。気が向いたら遊びに来てくれると嬉しいです。noteを始めて一年ですが、まだまだ不慣れなことばかり。どうぞ皆さま、よろしくお願いします。

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自己紹介

ネコハルです。某サイトでの長いローマ字のネームをこう読んで、しかも私の拙い文を褒めて下さった方がいらしたので、それ以来ちょこちょことこの名前を使わせてもらっています。 思い返せば、小学校の頃から詩を書き始め、もう半世紀近くなりました。きっかけは、宿題で出た「自由学習」。ノート2ページとか3ページとか、好きに使って良いから埋めてね、という後光が差すような内容だったので、一番効率の良い(?)詩を書いたのです。余白の多いノートを見て、毎回こんなのだと叱られるかな…と思いきや、予想

    • 〔ショートストーリー〕黒い鍵

      アパートで目覚めると、もう正午近くになっていた。平日の昼間、天気も良い。理由もなくこんな時間まで寝ているのは、真っ当な大人とは言えないな。その筆頭は俺か。 昨夜はしこたま飲んだ。最初の居酒屋で隣に座った男と意気投合し、その後ふたりで何軒かハシゴしたが、はっきりとは覚えていない。 ちょっとしたケンカで工事現場のバイトをクビになり、ヤケ酒を飲んで荒れていた俺の愚痴を、どこか学者風のその男は頷きながら聞いてくれた。最後はその男のお勧めの店に行った気もするが、あれはどこだったのだろ

      • 〔詩〕朧

        春の夢は朧 どこまでが現実 どこから幻 浅い眠りは不規則なリズムで ゆらりゆらりと行ったり来たり 言って欲しかった言葉に 思いがけずときめき 言われたくなかった言葉に 一瞬息が止まる 記憶のような 幻想のような ただの夢に翻弄されて 目覚めれば真夜中 カーテンの隙間から朧月が誘う 甘い罠なら埋もれるように もう一度目を閉じてしまえばいい 私の輪郭が柔らかく崩れ 朧の闇に消えてしまうまで こんばんは。こちらに参加させていただきます。 小牧さん、よろしくお願いします。

        • 何でもハラスメントと騒ぐのは好きじゃない。 ただ、今日辞職した2人の町長は、どちらも酷すぎる。とっくに辞めていないといけない人たちだったのでは。 昭和だろうが平成だろうが令和だろうが、この人たちの言動は許されてはならない。

        • 固定された記事

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        • 〔ショートストーリー〕黒い鍵

        • 何でもハラスメントと騒ぐのは好きじゃない。 ただ、今日辞職した2人の町長は、どちらも酷すぎる。とっくに辞めていないといけない人たちだったのでは。 昭和だろうが平成だろうが令和だろうが、この人たちの言動は許されてはならない。

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        記事

          著名人を騙る投資詐欺の被害が相次いでいると、夕食時にニュースで見た。こういう悪人を一網打尽には出来ないのだろうか、と憤る私に、 「うちは騙し取られるお金もないけどな」と母。 「うん。まあ、面倒がのうて良かったな」と私。 餃子の美味しい水曜の夜だった。

          著名人を騙る投資詐欺の被害が相次いでいると、夕食時にニュースで見た。こういう悪人を一網打尽には出来ないのだろうか、と憤る私に、 「うちは騙し取られるお金もないけどな」と母。 「うん。まあ、面倒がのうて良かったな」と私。 餃子の美味しい水曜の夜だった。

          〔詩〕IBITSU

          生きづらさって何 何の抵抗もなく ただ軽やかに生きている人なんて 本当にいるの あたし達は歪で この世界も歪で どうしたって収まらない どうしたって落ち着かない でも八つ当たりはしないよ あたしにもプライドがある 歪なあたし達は 出っ張りで頭も打つし 派手に転ぶこともあるけど それは生きづらさなんかじゃない たとえ不可抗力だったとしても あたし達は歪で この世界も歪で だから面白い だからワクワクする 失敗して 落ち込んで 憤って 立ち直って笑う そんなデコボコを嘆いた

          〔詩〕IBITSU

          イタリアの男子バレー決勝、高橋藍選手が所属するモンツァが今日は勝って、一勝一敗!五分に並んだ! 石川祐希選手が所属するミラノも、3位決定戦で一勝一敗に戻した。 どちらも大活躍で凄い…!

          イタリアの男子バレー決勝、高橋藍選手が所属するモンツァが今日は勝って、一勝一敗!五分に並んだ! 石川祐希選手が所属するミラノも、3位決定戦で一勝一敗に戻した。 どちらも大活躍で凄い…!

          〔ショートショート〕常春の地

          もう嫌だ。 会社の業績悪化で僕は切られ、次の派遣先も見付からない。全財産は財布の二万円。 外から賑やかな音楽が聞こえる。そう言えば今日は日曜、広場でのみの市がある。財布を手に僕はアパートを出た。 賑やかな会場で、手作りの店やキッチンカーを覗く。ふと、ある商品名に目が留まった。 「春ギター?」 古そうなギターだが、値段は「全財産」。丁度いい、もうこれを買って終わりにしよう。 「春ギターください」 財布を取り出し小銭まで全部渡す。店主は少し驚きつつ、ギターを僕に渡すと言った。

          〔ショートショート〕常春の地

          〔ショートショート〕オバケレインコート

          「この脱出ゲーム、イマイチだな」 思わず呟く。謎解きは強引だし、タップしても反応が悪い。さっさと終わってアンインストールしたいのだが、最後のアイテムが手に入らない。何だよ、『オバケレインコート』って。あちこちの棚や引き出しを開け、片っ端から探しても見付からない。見張りに気付かれずに脱出するためには、必須のアイテムなのだが。 どうしても見付からず、とうとう攻略サイトに頼ってしまう。なになに、お化けを呼び出すためにお化けダンスを踊れ…?はあ?分かるか、そんなもん!そりゃ、選択肢

          〔ショートショート〕オバケレインコート

          〔詩〕推定無罪

          ずっと同じ曲を聴いている この突き放すような淋しさが好き 明日は土曜日 目覚ましはいらない ひび割れた夢を笹舟に乗せて 昏い夜に浮かべてみる 何も悲しくはない 遠く離れて行ったとしても ここにいる 私はずっと 束縛は悪 裏切りは罪 惑うだけなら推定無罪 差し伸べられた手を 拒むことなく ただすり抜けたら 闇の淵に立ち 感情のない目で振り返る このままひとりも良い ふたりなら夜の底まで

          〔詩〕推定無罪

          最近は映画も見に行っていないけど、今年の夏は絶対に見に行きたい映画がある。「ラストマイル」、楽しみすぎる♪友だちを誘って、もし無理ならひとりでも行くぞ!

          最近は映画も見に行っていないけど、今年の夏は絶対に見に行きたい映画がある。「ラストマイル」、楽しみすぎる♪友だちを誘って、もし無理ならひとりでも行くぞ!

          〔詩〕晩春

          花吹雪も終わり 僅かに色褪せた花だけが残る桜木に ふわり指先で触れてみる 提灯も外された木の周りに 集う人々はもういない あのざわめきを あなたは覚えているだろうか もしも甘い実をつけたなら 更に人々は集うだろう けれど私たちは知っている あなたにその日は来ないことを 薄緑の若葉が光る これ以上何を望むというの 時は正しく流れ 私たちは等しく老いていく 花の盛りも 名残の花吹雪も 季節を追いかけて行ってしまった 繰り返すその苦さは 私の中でゆっくりと熟れて 琥珀の欠

          〔詩〕晩春

          〔詩〕祈りの雨

          手の甲で溢れる涙を拭う 感情に負けるのが嫌で唇を噛む そんな子どもっぽい私を ただ黙って見ているあなた 傷を負ったのは私の方 どこかが痛むような顔はやめて 世界一幸せだと思ってた いつまでも続くと思い込んでいた 幻日のような夢物語は 愚かで滑稽で 哀れで救いがなくて 遠くで雷が聞こえる きっともうすぐ 大粒の雨が降り始めるはず 傘を持たないあなたは濡れればいい 私のこの傘を もう貸してあげることはない 私も傘を差さずに行く 拭っても拭っても顔にかかる雨に 少し困った振り

          〔詩〕祈りの雨

          ビックリした。大きくはないけど、長く揺れた💦 避難か?!と思ったけど、津波の心配はないと聞いて座った。ふう。 姉から確認の電話。いつもありがたい🙏

          ビックリした。大きくはないけど、長く揺れた💦 避難か?!と思ったけど、津波の心配はないと聞いて座った。ふう。 姉から確認の電話。いつもありがたい🙏

          〔詩〕炭酸刺繍

          ソーダ色の青空に はぐれ雲ふたつ 風に押され形を変えても ひとつになることは無いままで 勝手に期待して 当たり前に裏切られた気分 始まる前の夢が さっき弾けて消えたように なんだ 彼女、いたんだ 苦手な刺繍を頑張ったのに 想いを形にしたかったのに やっぱり歪んで 渡せないままくしゃくしゃになって 渡せなくて良かったな なんて 薄れて消えていく はぐれ雲ふたつ このまま消えてしまいたい 私 こんばんは。こちらに参加させていただきます! 三羽さんの所で出会った企画で

          〔詩〕炭酸刺繍

          息子から「そっちは大丈夫!?」と電話。「何が?」と聞くと、向こうは雷と雹が凄かったらしい。電話でも音が聞こえるような凄まじさ。こちらは風が強いだけだったけど、この頃の天気は分からないなあ💦息子は取りあえず無事でした。

          息子から「そっちは大丈夫!?」と電話。「何が?」と聞くと、向こうは雷と雹が凄かったらしい。電話でも音が聞こえるような凄まじさ。こちらは風が強いだけだったけど、この頃の天気は分からないなあ💦息子は取りあえず無事でした。