ネコマ製作所開発部

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プログラミング教材になるガジェットを製作する個人事業主。 Web:https://nekoma-seisakusho.com プロフィール:https://nekoma-seisakusho.com/profile.html

最近の記事

micro:Maqueenでかるた取りをした話

教室のネタ作りは大変micro:bitを教材にしたプログラミング教室も、回を重ねるとネタ作りが大変です。予算の関係もあって、使えるのは本体とDF Robotのロボットカーのmicro:Maqueen(マクイーン)、あとは模型用のサーボ、LED、工作材料程度しか用意できません。ネタは何人かで相談してやっていますが苦労します。 さて正月も近いころ、講師の一人が下記の「ユーレカ工房」さんのブログを見つけてきました。 プログラミングカーを使って「かるた取り大会」(ユーレカ工房Blog

    • ネコリンピックの新作を持って海外転戦した話

      ネコリンピックって何?micro:bitとScratchと簡単な器具を組み合わせて、身体を使うスポーツゲームを作るプロジェクトです。 micro:bitのセンサーで取得した身体の動きをScratchlinkでPCに飛ばして、画面上のネコ(ScratchCat)にスポーツをさせます。 自分の身体がどのような動きをするのか、それをどうセンサーで取得するのか、どうゲームとして面白くするのか、と総合的に考えるSTEAMプロジェクトの見本として作っています。 Scratchで書いて

      • micro:bitにカラーセンサー用の拡張機能を追加する

        浜松ホトニクスのカラーセンサーでmicro:bitのロボットカーを制御してみましたが、このセンサーはI2Cで制御するため、子どもにはプログラミングに難解な部分があります。 そこでI2C周りを隠蔽したカスタムの拡張機能を作ってみることにしました。 micro:bitのMakecodeで拡張機能を作る方法は公式のドキュメント「Building your own extension」に載っています。方法は2つ紹介されていて ・コマンドラインツールを使う方法 ・Makecodeの

        • micro:bitでカラーセンサーを使ってみる

          光センサーには可視光・赤外線などいくつも種類があります。電子工作でよく使う光センサー(フォトトランジスタ、CDS)は可視光の強弱を取得できるものです。赤外線センサーは測距や人感センサー、テレビなどのリモコンにも使われています。 さらに、可視光のRGB別に強弱を取得して、色の識別ができるようにしたのがカラーセンサーです。 カラーセンサーは生産工程の品質管理や、液晶モニターの自動カラーバランスなどの用途に使われています。 カラーセンサーは色を識別できますので、読み取った色の違い

        micro:Maqueenでかるた取りをした話

          micro:bitの電波はどれくらい飛ぶのか試してみた話

          micro:bitのDX通信チャレンジ 学生の頃、アマチュア無線に熱中した時期がありました。無線の醍醐味は自分の家から思わぬ長距離に電波が飛ぶところにあり、長距離通信のことをDX(Distance)通信という略語で呼びます。自宅のアンテナから出た電波が他県や国外にまで到達する経路を想像するのが楽しいのですね。 無線はmicro:bitにとって重要な機能です。micro:bit同士を通信させるとちょっとした感動がありますし、ロボットカーのラジコンも簡単にできます。無線機能の

          micro:bitの電波はどれくらい飛ぶのか試してみた話