【ブラックあり】こどもが生まれた夜、義両親がやってきた

子どもが産まれたのは夜11時少し前だった。

結局破水から30時間近くかかってようやく産まれたので、私はクタクタだった。あかんぼはかわいいけど、股は痛いし、身体は重いし。


でも、義両親はやって来た。気持ちはわかる。今なら特にわかる。私も半世紀を生きてきたから、理解できる。でも、その日はイヤだった。もう寝かせて欲しかった。私のペースでベッドから降りて私のペースで眠りたかった。私の両親は「嫁にやった先だし、遅し、車運転できないし」と当日は来なかった。義両親は車運転できるし、近い距離だし、孫みたいし、初孫だし、行くわね、の一言で・・・・来た。

「ありがとうございます。」(早く帰って)
「こんなに早く来てくれて」(孫はこれからもずっといるから)
「お仕事でお疲れなのに」(明日も仕事でしょ、早く寝たほうがいいんじゃないの)
私はそう思っていた。だけどいえない。長男の嫁だから。
結局30分ほどで帰ったけど。
全然嬉しくなかった。

私はいわゆるいい嫁で。
長男の嫁として、義実家の家のそばに住んで。
お店やっていた義実家にしょっちゅう顔出して、でも心の中では負の感情はフツフツとわいていました。

話かわって、私が産んだ助産院は赤子と母は和室で同室。
同じ布団に寝ます。ずっと一緒。違う部屋じゃないと疲れない?と思うかも知れないけど、意外と平気でした。
眠りたいのにあかんぼが泣いてしまうというときは、預かってくれるし、母乳が出ないときは糖水あげてくれるし。
寝て起きて、私に元気があるときは、真横にあかんぼがスヤスヤねてて、ホッペぷにぷにしたりして、ホントに幸せの時間だった。

今日はブラックありでした。
これからもブラックありありです。

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