変わっていくということ

今の心療内科にかかって今年で6年目。
いつの間にかそんなに経っていました。

わたしにとって初めてのメンタルな病院。
そこに決めた理由は、女医さんだったから。それだけです。
当時、極度の男性恐怖症があったわたしにとって女医さんであることは安心材料のひとつでした。

そして母に電話と付き添いをしてもらい、ひとりで診察室に飛び込んだのです。

初めての診察で先生が言った印象的な一言。
「わたしは魔法使いのおばあさんではないので」
先生の本意は分かりませんが、簡単には治りませんよという意味だとわたしは捉えました。
そのとおり、簡単には治りません。
未だに治っていません。

昨年末に入院をし、初めて違う病院の先生の診察を受けました。
先生によって薬の出しかたも違うし診断名も違うし、違う人間なのだから当たり前ですがアドバイスの仕方も内容も異なります。
入院期間は短かったのですが、こんなにも違うのか!と大収穫をした気分でした。

6年目。
転院を決めました。
入院先の病院は遠いのでそこではなく、まったく新しい知らない心療内科、精神科です。
ちなみに男性の先生です。

旦那さんには「知らないところは怖い」と言われたのですが、自分でそこに決めました。
今回は自分で電話も出来ました。成長しました。

どんな環境で、どんな先生なのか。
来月にならないと分からないのでドキドキです。
そして今かかっている病院に紹介状を貰いにいかないといけないので、診察のときに何か言われないかと違う意味でドキドキです。

変化しないもの、変化しないことはないんだなと最近思うことが多いです。
良い方向に進んでくれますように。

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