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14 「強く美しい脚のライン 」1回目 何故、足首が固いのか?つま先が伸びないのか?

こんにちは! ネコのあられです。
しなるような膝と甲のラインって、美しくて、しかも強そうで憧れちゃいますよね。
今回から3回に渡って、脚のラインについてお話していこうと思います。

まずは、足首から。
プリエが固いとか、つま先が伸びない原因として、足首が固いとかアキレス腱が固いからと思われてしまうんだけど、多分、足首の構造を理解すると足首は動きやすくなると思うの。

いつものごとく、今日も、とてもマニアックなんだけど、これを知ると「ターンアウト」がとてもしやすいし、足首を痛めることがなくなるというお話をしますね。

みなさんは、6番のパラレルで立った時、「内くるぶし」と「外くるぶし」は、どのような位置関係になっていますか?

足首って平行だと思っていませんでしたか?


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実は、上の図のように、「内くるぶしの方が、高くて、少し前側に位置している」 のです。

平行もしくは、逆に内くるぶしの方が低く立っていると、偏平足や、外反母趾、O脚、X脚 など、膝を痛める原因にもつながるんですよ。
足首が固いなぁ、とか、足首を痛めやすい人、ルルベが高く上がらないという方は、パラレルの状態で確認してみて下さいね。

パラレルの状態で、内くるぶしを高く、そして前に押し出してみたら、土踏まずが上がり、ふくらはぎの筋肉が、内側に吸い寄せられるように感じませんか?

そして、このまま、内くるぶしの方が高いという意識で、1番にターンアウトすると、脚がとっても開きやすいというのが感じられますか?

この状態で立つと、両足を中心に集めやすくなるので、ひざ裏もしっかりと伸びて床を捉えやすくなっていると思います。

よくバレエでは、かかとを前にして、足(Foot)を置くようにと言われますが、内くるぶしの方が高くて前という意識が入っていると、自然にターンアウトを導くような足首の構造になっているんですよ。

この時、忘れてはいけないのは、ターンアウトは、外に開くだけではなくて、内側に集める力も必要だということ。
外と中、両方のベクトルで絞ると、1番の時に、両方のふくらはぎを引き付け合うことも可能だと思います。

アテールの時にはもちろんですが、ルルベの時にも、そして、ピケの時にも、この意識を持つと自然にターンアウトした脚の形になり、とても立ちやすくなると思います。
そして、ひざからつま先のラインにかけて、しなりが生まれて、形も美しくなると思いますよ。

足首が固いとか、痛めている方は、一度、自分の足首の状態をチェックしてみて下さいね。

今日はここまで。

ではでは、また、お会いしましょうね。
バイバ~イ♪

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