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鉛筆をTSUNAGOうとすると何が起こるのか?その効用と徒労について

はじめましてネコサメです
冗長な文章を書き散らすのが趣味らしいとの噂です
さて、今回は
短くなった鉛筆はさっさと捨てて新しい鉛筆を使う派です短い鉛筆は捨てましょう
SDGsをもっと意識しましょう
ということで何に忖度しているのか分かりかねますが、とりあえず持続することは良いことらしいので良いことです
そこで中島重久堂が販売している鉛筆を連結させる削り器「TSUNAGO®」(2,200 yen tax included)を使用してコストリカバリーを図るというソリューションをセルフプレゼンテーションいたしました

方法
鉛筆の長さと価格を18cm/50yen/本、
鉛筆長が6cm未満になると使い難さを体感検知し思わず廃棄してしまうものとする(鉛筆の使用は6cmまでとする)
TSUNAGOうとする鉛筆は長さが6cm同士の鉛筆とする(合理的に考えれば未使用の鉛筆に6cmの鉛筆をTSUNAGOうとするのがロスが最も少ないが、実用性の面から運用時に最も一般的な長さから逸脱しない範囲となるよう配慮した)
芯の尖っている部位をT末端、削り出していない部位をO末端とし、接着の際このT末端とO末端とが結合するものとする
接着の前処理としてT末端、O末端それぞれを微削する必要があり、その際喪失する鉛筆長は合計で1cm未満のためこれによるロスは無視できるものとする
接着に際して、接着面に液体ノリ、もしくは木工用ボンドを少量塗布する(ごく少量のため、これらの費用は無視できるものとする)

予測
削り器TSUNAGO®の費用回収に必要な鉛筆の本数を求める計算を行う
1 dozen使用時点での廃棄数量は次の通りとなる
TSUNAGO®無
限界まで鉛筆を使用すると使用率は144cm/216cmとなり、残る6cm x 12本は全量廃棄することになり、単位長あたりの費用換算で200 yenのロストとなる
TSUNAGO®有
同様に6cm x 12本の鉛筆が生じるが、これらをTSUNAGOうとする際に合計で11cm削ることになり、その使用率は199cm/216cmとなる
最後に6cmの鉛筆が1本残るが、これは次回購入時に持ち越せるのでロストはない

144と199のL.C.M.を求めるのは煩雑のため、使用量を150cm、200cmに補正すると、その購入周期からTSUNAGO®無しにおける4 dozenのコストはTSUNAGO®有ありにおける3 dozenのコストに相当する
また、TSUNAGO®無しは1 dozen消費毎に200 yenのロストとなるため、上記通りの同じ使用量下においてはTSUNAGO®無しとTSUNAGO®有りの費用差額は1400 yen相当である

以上から、TSUNAGO®を購入後、6 dozen(鉛筆72本分)を消費する頃にはTSUNAGO®の投資費用を回収できると考えられる

遠目にはいい感じ。接着剤は塗布せずともフィットするが、削り出しの際に詰まる可能性があるため後ほど接着剤を流し込み十分乾燥させる
詰めが甘いとこうなる。T末端は削り出しと成型が容易である一方、O末端は掘削(物理)なのでかなりのパワーと時間を要する。各誤家庭に1台はある旋盤を用いればピースオブケィクである

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