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配達員の悩み。置き配でピンポン鳴らすのは、ありかなしか。

フードデリバリーの置き配で、ピンポン鳴らさないで欲しいお客様の気持ちはちょっとわかるのですよね…うんうん。

鳴らさない派の配達員も、お客様への配慮でしたり、合理的に考えた末なのでしょう。

わたしは鳴らす派です。

置き配が導入されて以降、
誤配により無事に商品をお届け
できていないトラブルが多発したらしく、

ウーバーから正式に「ピンポン必須」のお達しが来ています。

マニュアルとしては、鳴らすのが正解。

ただし、やっぱりそこはケースバイケースですよね。

ピンポンで「赤ちゃんを起こしてしまう」、「犬が吠えてしまう」「ピンポンの音が苦手」など、ピンポンしないで欲しいお客様の気持ちや事情もお察しします。

その場合はお客様があらかじめ、アプリ経由で「注意事項」を書いてくださっているので、配達前にウーバードライバーアプリのお客様情報を読めば大体解決します。


何も書いていない場合はわたしはこんな感じで、お客様へメッセージを送ります。

「置き配のご指示かしこまりました 商品配置が完了しましたらインターホンでお知らせします🙇‍♀️」

このメッセージをピック先(お店)でお料理受けとり後、出発前のタイミングでお客様に送っておくと、「ピンポンやだな」と思ったお客様なら、配達途中にメッセージが送られてきます。

「赤ちゃんが寝ているので、インターホンは鳴らさないでください」みたいな感じです。

確かに、ドライバーアプリには置き配完了時の「写真撮影」と「メッセージ機能」はありますが、

万が一、お届け先を間違えていた場合、このピンポンが誤配を防いでくれます。

誤配なんてあるの?と思いますよね〜。

残念ながらあります。お客様の記入されたご住所が不備の場合、

オートロックなしのマンションや一戸建てではゲートをサクッと通過できるので、これがとても危ない。

記入されたご住所通りに配置完了で立ち去ってしてしまうと…

お客様の元には届いていないという悲劇が起きます。

そこでピンポンが救ってくれます。

ピンポンを鳴らすとお客様が反応してくれるので、割と早い段階で玄関までお料理を回収しにきてくれます。あまりにも反応の気配がない場合は、わたしは少しだけ待機します。

住所不備による誤配は配達員は悪くないかというと…確かに被害者ではありますが、

とはいえ、これもまた理不尽ではありますがバッド評価がつきかねないケースです。最善はやはり無事のお届けです。

というわけで、実際にお客様による住所不備の際、このピンポンで救われたことがあります。

ピンポンを押すも押さないも、一理あるので、最終的には自分で選択すれば良いと思いますが、

わたしは無事に商品をお届けするために、

押さないで欲しいというご希望がない限りは押します。

そして、なぜ配達員がこんなことで悩むかというと、

ピンポンを押したことで、お客様より「バッド評価」を受けてしまいかねないからなんですね。ぴえん。

悩んだ結果、最終的にわたしはこう考えました。

ピンポンなしで、「バッド評価を回避できるメリット」と、「誤配でお客さんにお届けできない無念」

この二つを天秤にかけた場合、
誤配だと、使命を果たせないわけで、そっちの方が恐怖なので「ピンポン押す」という結論です。

幸い今のところ誤配は無いものの、置き配は慎重になりますね☺️


置き配の話してたら、なんだかお腹が空いてきちゃいましたね…夜なのに。

それではお刺身野菜…🌙✨

ねこしばでした🐈



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