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中小企業診断士のテキストはなんでものづくりの話ばかりなのか

中小企業診断士の講義を聞いていると製造業の具体例ばかりが出てくる。『物を沢山作ると経験曲線効果が〜』というような具合だ。

たしかにたくさん作る事は、経験曲線効果に対しても規模の経済に対しても効果的な部分はある。ただ、そこで話が終わってしまっている気もする。

大量に作ってフリーでバラ撒く事は異端ではなくなってきた。PPMにしても市場シェアがあるから万能というわけでもない。

クオカードやクレジットカードは、〇〇Payに押されているし(彼ら自身も後発でローンチしている)
電気自動車を主流にするため、中国にはスタートアップが乱立している。

これまでの論理で全てを語れる気がしない。論理を把握したうえでイノベーションとどう付き合うか。

勉強をしながら、自分ならこの論理を顧客にどう紹介するだろう?どう論理を発展させるだろう?そう考えると面白い。

こうした論理自体をそもそも構築した先人の凄さを感じると共に未来の道は私達で作りたいものだ

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