始めに、私はノンケでありさらに男であるからレズビアンの女性の思いや苦労などを分かって書いているわけではなく、あくまでも二次元作品などでの百合を語っているのだということを念頭に置いてからこれを読んでいただきたいと思う。
百合、それは女性同士の恋愛のことである。世の中にはその「百合」を題材として描かれた作品を好む人種がいる。かくいう私もその一人である。この百合を好む人々には、例えば対義語に当たるBL好きの方々で言う801や腐女子に当たる、この属性の人々を表す名称は無いのだろうか。私はそう思った。
百合厨という呼び方もあるが、マイナスイメージがありそうな名前なのでなんか嫌だ。そう思って私が考えた名前が、執筆当時固定ツイートにしている「ナマモノ」という呼称である。
どうして「ナマモノ」なのかと言うと先ほども例えに出した通り、百合の反対はBLである。だからBL好きの反対も百合好き、そして腐女子の反対は百合好き、腐っているものの反対は生のもの(？)という思考回路から「ナマモノ」という名前が誕生したのである。
一応使用例を書いてみよう。
他人「私って実は腐女子なんですよね～」
自分「そうなんですか?自分はナマモノなんですよ。ナマモノってわかります?猫山大佐っていうネットの人が考えた呼び名で百合好きって意味なんですけど」
みたいな感じで使えると思う。
個人的にとても気に入っているのでこれを読んだ方の中に百合好きがいらっしゃったらどうぞこれから「自分はナマモノです」と言う風に使っていただけたら嬉しいと思う。
本題が終わったところで、皆さんはどういうタイプの百合がお好きだろうか。私はなんといっても、他人がいるところでは恋人同士のような感覚ではなく、普通の友達同士よりちょっと仲が良いぐらいで、二人っきりのところだとキスをすることもある関係がいいと思っている。そこまで深い関係を持っているよりもキスより先のことはしない関係というのが個人的にいいと思う。これは私の二次元の女性キャラに対する考え方であり、現実世界で生活するレズビアンの方々にはそれぞれの考え方があるので、現実の方に対して恋愛観を押し付ける意図はこれっぽっちもないことをご理解ください。