採用写真撮影は、プロジェクトそのものだった件
みなさんの会社では、採用写真ってどうやって撮影されていますか?
わたしが働くフィードフォースは、先日湯島から青山に移転をしました。
当然ながら採用関連の写真が基本的に使えなくなってしまい、急遽撮影することになりました。
個人的には初めての採用写真撮影でした。そこでふりかえる中で、採用写真撮影には、プロジェクト進行における大事な要素があらゆる側面に詰まっていることに気づきました。せっかくなのでこの経験は記録に残しておきたいと思い、朝活を兼ねて書いています。
なおこの記事は、格好よくプロジェクト進行した話ではありません。いたらない点ばかりで、反省のほうがてんこ盛りだった話です。
なお書き手の写真レベルはこんな感じです。
スマートフォンでの撮影も怪しい
写真には「上手い」と「下手」の2種類以外はないと思っていた
採用写真撮影のディレクションは初体験
また、フィードフォースでは、過去から写真撮影が得意な現場チームの社員が協力してきてくれている歴史がありました。今回も一緒に採用活動をしているエンジニアの多大な協力のもと撮影をおこないました。
では、さっそく気づきを共有していきます。
写真の掲載で実現したいことを関係者全員で合意すべし
今回もっとも大事だと感じたことは、採用写真で実現したいイメージが何かを具体化し関係者と共有しておくことが何よりも大事だということです。
写真をみた候補者にどのような会社だと思ってほしいのか
写真をみた候補者にどんなアクションをとってほしいのか
どのような候補者の人に反応してもらいたいのか
この部分が関係者間で揃っていると、事前準備で何をするべきかが自然と揃ってくるはずです。
今回はある1つのポジションの求人掲載のために、写真をサッと撮影してしまおうという前提で手配していました。
そこから「ついでにあの写真も、この目的の写真も撮れないか?」と話が一気に膨らんでいきました。しかし、そこからゴール感やイメージの再調整をせず進めてしまいました。
ゴール感や目的を明確にしておけば、その後の準備ももう少しスマートにやれたのだと思います。
カメラマンの腕と天気以外は事前準備がすべて
採用写真撮影は、人事以外のメンバーの協力を仰いで実施しますよね。貴重な時間を割いて撮影するので、基本的に再チャレンジはできません。
当日は想定外がたくさん起こるものです。準備をしっかりおこない、想定外の影響をうけないよい写真が撮れるかは、撮影プロジェクトを成功させる上でかなり重要だと気づきました。
数え切れない準備すべきポイントから、3点ほど紹介します。
有識者にプロジェクト進行の適切さを早期に相談すべし
今回のわたしのように、専門外の領域でわからないことばかりの場合、こういった領域の詳しい人に進行が適切かや、考慮すべきポイントが抑えられているかを相談できるとすごく良いと思います。
仕事の基本としては非常に当たり前のことを書いていますよね。当時のわたしは、写真撮影の難易度を完全に見誤って・・というよりも過少評価しており有識者に相談するというアクションを起こしていませんでした。
誤解を恐れずに言えば、小さく試して本番の前に何度か失敗した方がいい
失敗というと、冒頭の「やり直しはきかないから準備が必要」と矛盾しますよね。これは当日失敗しましょうという意味ではないです。
いざ「この辺が良さそう」と思った場所で、実際に試し撮りをしてみましょうということです。
そうすると、普段は気にならないノイズがたくさんあることに気づきます。クッションが変な向きになっていたり、コードがごちゃごちゃしていたりといろんなものが見えてきます。
また、追加の機材が必要になる場合もあります。
ちなみに、今回は試し撮りが必要だと気づいたときには、カメラマンを巻き込めないタイミングでした。それでも無いよりはマシだろうと自分のスマホで、想定外のノイズをなるべく取り除くようにしました。
当日の進行は細かく関係者に共有をしたほうがいい
撮影では一般的に香盤表という撮影スケジュールの進行表を用意するようです。今回は撮影後にその存在を知りました。
今回は、どこでどんな写真を撮りたいか、参考となる写真などは多少共有していましたが、あまり時間の使い方は共有していませんでした。
いま思い返せば、香盤表をつくっていれば「これは、詰め込み過ぎだ」ということにも気づけたと思いますし、関わるみんなにとって安心感がある撮影ができたのではないかと思います。
写真撮影はプロジェクト進行そのものだった
うまくいかなかったことや、途中から指摘を受けたこともあり撮影が終わってから即自分でふりかえりをしました。
結果的に上記のような反省が山のように出てくる中で「これってプロジェクト進行そのものじゃないか!」と腑に落ちたのです。
さいごに
正直、反省の方が圧倒的に写真撮影でしたが、とっても良い写真も撮れたのでさっそく絶賛募集中の新卒採用の募集記事に反映しています。
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そしてさいごに加えて、写真撮影をしたいという依頼にさっと協力者が現れる弊社の文化は本当に最高だなと感じます。
惜しまず時間を割いてくれた現場チームの皆さんにほんとうにありがとうございました!
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