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未婚男性の平均寿命66歳について

現代ビジネスオンライン記事からの引用

『政府の人口動態調査によれば、未婚男性の平均寿命の中央値は66歳だが、既婚だと81歳になる。女性にはこれほどの差がないので、男性は目立って未婚・既婚で寿命が変わりやすい。誤解を恐れずに言えば「非モテ男性は、既婚男性とくらべて15年早く死ぬ」のである。』


なんとなく予想できる話だが、現実的な数字をつきつけられると驚く。結婚できない理由は非正規で低収入、マッチングアプリでも相手は見つからない。でもこれは今の話で、現在60代で未婚の男性はバブル期を経験していてそこそこの収入があったはずだから結婚できなかったわけではないと思う。

離婚や死別をどちらにカウントしているか分からないが、平成の失われた30年を生きてきたから、リストラや左遷・役職定年で不遇な時を耐えた人も多いはず。

私の知る範囲で若くして亡くなった男性は、酒の飲みすぎで肝硬変になり30代で亡くなったり、40~50代で脳卒中で突然死んでしまったと言う話が多い。酒やタバコに不摂生が重なると早死にするのは理解できる。

でも女性は、結婚してもしていなくても、節度を持って生活を正し健康に気を使っているから、75歳くらいまで健康に生きられて以後は誰かの助けを借りて80代後半で天寿をまっとうする。

もはや結婚が人生の幸せとは限らなくなり、離婚しても再婚しても一生独身を選んでも、それが自分で決めたことであれば自分なりの地に足のついた幸せを追求できると思う。

しかし、不本意な結婚を続けなくてはいけなかったり、なかなか離婚できない。もしくは、離婚したくないのにしなくてはならなかった場合は、その後の人生の立て直しが困難になる。

男の方が弱いのか?時代の変化に適応していく能力がないのか?一つ言えることは、いつまでも同じではないということ。年をとれば、体力は落ちるし老化するから、それに合わせて生活を変化させていかないと無理が続く。

女性は閉経という明らかな変化が来るから、それを機に試行錯誤して体の変化に適応しようと自然にするのかもしれない。

若い時は多少の無理がきいても、中高年になるとそうはいかない。未婚の男性は、もっと健康に気を配らないと後々苦労すると言っても、酒やタバコがなくて長生きしてもしょうがないと考える人もいるであろうから、小学生くらいから家庭科で栄養の教育をして刷り込みをしないと男は変化しないのかもしれない。