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韓国日記1(GPSがついてきてない)

昨夜から韓国、ソウルに来てます。そしてまだちょっと引き続き自分の中の「ここどこ」センサーがバグったままでいる。実際にいる位置にGPSが付いていかずなぜか海とかにいることになってることがある、あんな感じ。

というのも、宿のあるカンナム(サムスン駅周辺)の街並みがおそろしく新宿みたいで。少し具体的にいえば、大通りは西新宿で路地が東新宿という感じ。それに加えて街行く人はパッと見、いやときにはよく見ても日本人に見えちゃう。すれ違うときにハングルでの話し声を聞いてようやく体感として外国人だ、ここは外国なんだ!と受け取れる(自分こそ外国人ということは言うまでもない)。

同じくなにかと似てると聞く台湾(台北)には三度ほど行ってるけど、一度もそんなこともなかったのは、そこにテレビなどで昔からよく知っていた中華っぽさが随所に織り込まれていたからなんだと思う。外国としてのアイコン。それが世界各地にある「夜の都会的」なカンナムエリアだからこそ「外国としての分かりやすさ」が少なくて、ここどこセンサーのバグにつながっているんだろうな。

今日は朝から定番観光をベースに回るのでGPSもあとからここにやってくるはずだ。逆にないならないで、それも韓国の特徴ってことで興味深い。外国じゃないようで外国だと。とりあえず、思ったことをつらつらと。

・早速5000ウォンを5万ウォンと間違えて店員のお姉さんに教えてもらう、恥ずかしい。
・男性店員に「チャージしますか」と流暢な日本語で対応してもらう。ありがとうございますと言ったけどカムサハムニダと言えばよかった。
・リムジンバスということを差し引いてもバスがきれいすぎる、さすがバスの国。
・乗客が使用済みのチケットを破っていた→個人情報の感覚は日本に近いのか?
・バスが来たら待ってた客がすぐに駆け寄る→これがパルリパルリ(早く早く)か…
・ビルやマンションの部屋がよく見える、カーテンかけてもなんか透けてる→プライバシーの感覚は日本と違いそう
・でもニュース映像の通行人にはモザイクかけてた
・到着、街並みが日本とそう変わらないし見た目も似てるのに全員外国人という不思議
・空港には日本語表示があふれてたが、カンナムエリアに日本語は超少ない。
・酔って盛り上がる若者グループ→ここはすごい想像通り、まぁ日本にもいる。
・街並みからは、中国都市部の大胆な空間の使い方と、日本都市部の幾何学的造形を感じる。
・Barと書かれた風俗店?が多い。だいたい地下
・ショップカードみんな拾って捨てすぎ
・Google翻訳の撮影機能はほんと役に立つ
・平日で夜遅いのにあちこちでグループで集まってダベってる。夜の渋谷の若者が、スーツを着た社会人に置き換わってる感じ。

現場からは以上です。

トップ画像は人から拝借したものなんだけど、そういえば一枚も撮ってないわ。余裕のなさの顕れかもしらん。

ぜんぶうまい棒につぎこみます