クイーン初期の名盤「Queen II」を見て、聴いて、思うこと。

こんばんは。ねまちゃこです。

イギリスのロックバンド、クイーンといえば、セカンドアルバム「QueenⅡ」のジャケット写真が有名ですよね。黒い背景に浮かぶメンバー4人。クイーンというバンド名を知らない人でさえ、このジャケット写真は知っているかもしれません。

そんな有名なジャケット写真で飾られた名盤「QueenⅡ」について、ここに書きたいと思います。

「Queen ll」のイメージは、古い神殿、遺跡やお宝を見つけたような感じです。
とても古いはずで、砂埃も立つけど、見つけた「それ」は年月を感じさせないほどキラキラと輝いている。そんな感じです。

古代の人が現代にタイムトリップして、すごく騒いだり、好き放題しているイメージがします。
CDをかけると、いつでも「それ」は輝きを取り戻すという感じです。

とても古めかしい何かが、現代の空気を吸って蘇る。そんな壮大さや神秘を感じさせてくれるのが、このアルバムだと思います。

ジャケット写真で神秘的に輝いているクイーンのメンバー4人は、古代の偉人のようにも見えるし、逆に古代ではケチョンケチョンにされて日の目を見ずに散った若者のようにも見えます。
偉人でもあるが、非難を浴びる若者でもある。このアルバムは、クイーンというバンドの性質を端的に表した傑作だと思います。

不思議とこのアルバムを聴くと、彼らの音楽(ロック)は遥か昔から存在していたもののような気がしてきます。ずっと前からあった偉大な音楽を、クイーンのメンバー4人が蘇らせたんじゃないだろうか。そんな気がしてくるのです。

古い、新しい、美しい、過去、現在。
神、神秘、人間、偉大な先人、若者、。
暴走、野望、エネルギー、解放、癒し、浄化。


このアルバムを見て、聴いて、そして想像する時、こうした言葉が頭の中に浮かび上がります。

そんなことをぼんやりと考えながらジャケット写真を見ると、彼ら4人がシャーマンのようにも見えてきます。
見れば見るほど不思議なジャケット写真です。

クイーンがどんなバンドなのか。もし知ろうとするなら、彼らのベストアルバムを聴くよりも、この「QueenⅡ」を聴いたほうが良いのかもしれません。

それにしても、ドラマチックで美しいアルバムだなぁ。
聴くと幸せな気持ちになれます。
最高‼︎(≧∀≦)