今回は月音ゆきさんとのコラボ配信回。失点したら筋トレ。これぞ本当の健康麻雀。当初は配信者のみが筋トレするものだと思っていたので、布団に寝っ転がりながら参加しようと思っていたのですが…

　どうやら参加者も筋トレするとのこと。運動という運動が大の苦手な私。筋トレメニューもスクワットと腕立て以外何をするのか分かってませんが、月音さんの解説を聞いて試しにやってみることに…まだチュートリアルの段階なのに息が切れ始めている人がここにいるみたいですよ？

　本局の藍住さんはとても上手く打てていました。一方私は怪しいところだらけ。1巡目にしていきなり一通一向聴ですが、打9sツモ58sの聴牌逃しでもくっつき一向聴で、タンピンになれば一通と比べてもそれほど打点下がらず。ツモ678pからの678三色、ツモ67sからの234三色等の二段階変化も踏まえれば、序盤は二向聴戻しに分があるでしょうか。

　索子ではなくまさかの萬子一通があり得たくっつき一向聴からの一通崩れのツモ6m。平和ドラ1なのにあまりにも筋トレしたくなさすぎて一瞬ダマにすることを考えてしまいましたが、トップを取れないと結局最後にスクワットが待ち受けていることを思い出しリーチ。結果は横移動。リーチ棒出費の失点はノーカウントなので胸を撫で下ろしました(笑)

　東家の派手な仕掛けばかりに気を取られて北家に振り込み。西家の3m6pを北家が鳴いてない(2m対子落としから3456pのノベタン36p待ち等も考えにくい)のでそちらが先でした。

　「リーチや高い仕掛けに注意する」。全くもってその通りなのですが、私が見る限り昨今の環境で麻雀を学ぼうとされている方なら誰でも自然に出来ています。だからこそ差がつくのは、「目立つ他家がいる時の目立たない他家へのケア」なのですね。3900の切り上げで筋トレセット4回。速やかに実行しましょう。

　本企画は筋トレの時間を取るために一打の制限時間が300秒となっています。筋トレのタイミングは任意だったのですが、何かをしながら麻雀を打つのが苦手な私はここから筋トレに30秒程掛けてからの打北。

　まさか私が客風を切るだけの手にこんなに時間を掛ける日が来るなんて。麻雀はとにかく自由に遊べるゲームなのです！

　雀頭無し一向聴。門子固定の打7mなら筒子は何を引いても聴牌。一通を狙って雀頭固定の打8mは247pのみ聴牌。既にドラ3あるので一通を追う打点的利点は薄い。69pが薄い、一通なら24pがチー可能という要素があるとはいえ通常は打7m一択でありましょう。

　しかしこの時の私は迷った末に打8m。理由を一言で言えば「配信映えの為」。前回と言っていることが違うではないかとお叱りを受けそうですが、前回との違いは、「筋トレ」という形で、より高い点数を狙うことの付加価値がルールに組み込まれているということです。

　逆に順位期待値を追うことの価値が、ルールによって事実上皆無になっている(優勝者が賞品を総取りするルールで完全に優勝の目が無くなった場合など)場合に魅せプレイに走ることもあります。こうした判断をするのも、勝つために必要な技術に通じるものでありますから、私は麻雀を楽しむことが第一の人にも強くなって欲しいと考えますし、逆もまた然りなのであります。

　まるで仕組まれているかのように4p2pとツモって全員に筋トレ6セット！無事トップを守りきることが出来ましたが、それでも不聴罰符等の失点でバテ気味の私。とても良い運動になりよく眠れました。これぞまさに健康麻雀！参加者の皆様お疲れ様でした。

　次回は三麻魂天何切るでお会いしましょう。それではまた。