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2023年夏アニメ等感想

アニメの話、するぞーー!!!
今期観た作品の中から何か言いたいことがあるものをピックして話します。
(作り手の事情は知ったこっちゃない の体で話すので、偉そうな消費者コメントがあるかも。)
下線が引いてあるところはYouTubeやアニメ公式等のリンクになっています。

(記事公開は10月ですが、夏アニメのことを「今期」、秋アニメのことを「来期」と呼びます。)


2023年夏アニメ

スパイ教室 2nd season

Season2.jpg

1期非常に楽しめたので期待していましたが、相変わらず良かったですね。萌え萌えでワイワイで、スパイ要素もあって。

エルナちゃん削り器、面白い言葉すぎる。
どこを切り抜いても笑顔になれる。
中央揃えすぎます!!!!

いつも通りちゃんとストーリーギミックについてはセリフで解説してくれるので今期も安心して萌え萌えに集中できました。全体的に敵が小者ですごい。

1期で掘り下げられなかったキャラのエピソードが入ってきて、みんなもっと好きになれました。
お話はアネット編が良かったですね。アネットの可愛さとヤバさが際立っていて。

お母さんも強烈でよかった。
「ティアさん雑魚すぎますよwww」←今期の名台詞

σ(`ε´) オレはエルナっち萌えなんですが、「のーー」が鳴き声になってるし不幸がもうなんでもアリになっててすごかったです。

おろかピーポー
トホホ……
得意げかわいいけどあんま何もしてない。

何か崩れたりすると「不幸……」って自分の手柄のように便乗してくるし。


ティアさん、安心しな。リリィって底抜けにポジティブなだけでそんなに役に立ってないぜ。
ボロン……





ほんとうに、楽しいアニメをありがとう。



英雄教室

PV時点であんまりわからなかったんですが、絵に遊びごころたっぷりで楽しい作品でした。
キャラクターもよかったです。服が破ける系のギャグ(?)が多いんですが、絵が強いからちゃんといい身体しててうれしい。

アーネストさん、デフォルメ幅が広すぎる。
ソフィ(CV:東山奈央)かわいい。
2話のデート尾行、テンポよくてずっと面白かった。
これ後ろ3人尾行してます。この距離で。


お話はあったかい系のいい話が多くて結構よかったです。3話のクーフーリン回普通に泣ける。


樋口楓は以前op担当した「100万の命の上に俺は立っている」でもまんま登場してましたね。


トニカクカワイイ 女子高編

初回授業前に生徒全員の顔と名前を覚えておくの、顔写真付き名簿とかが必要になると思うけど、免許なし特別非常勤講師でそれやってるのヤバいと思います。


うちの会社の小さい先輩の話

ちいせん。
実はサ◯ンこす先生が描いてるだろ。みたいな表情をたまにする。

旧ツイッターのみんながこぞってちいせんにキレてて怖かったです。σ(`ε´) オレはまともな労働をしていないからかわりと耐えてました。
まあアニメとしてはみんなで話題にしつつ楽しめるんですが、ラブコメtierとしては「宇崎ちゃんは遊びたい!」のちょい下ぐらいの位置で見ています。
批判される要因はいろいろあると思います。

・オフィスラブという設定とファンタジーとの乖離
オフィスという場所は視聴者にとって身近でリアル寄りなものであるのに対して、提供されるものが「こんなかわいい先輩いたらいいな〜」というふわふわ日常ラブコメであり、そこにミスマッチがあるのかもしれません。
仕事関係の描写の解像度が低かったり、なんなら仕事イベントに先輩があまり絡んでこなかったり、あまり職場であることが活きる内容でなかったです。そもそも仕事をリアルに描くとふわふわと対立するような内容だったし……

社内コンペ編、かなりヒドかった。


・内容が薄い
全体的に内容が薄かったです。季節イベントもあんまりちいせんならではというエピソードが展開されずテンプレをやるかテンプレすらやらず着せ替えだけして終わりでした。何も考えず見られるという良さとも捉えられますが……

・ヒロイン片瀬詩織里の魅力
こんな感じなのでキャラが萌え萌えで好きになれればオールオッケーとなるところなのですが、なかなかそうは行ってないようでした。
片瀬詩織里の魅力としては「小さくて、まふまふで、猫!!!」であるところと巨乳でエロいところなのですが、そこ止まり。エロメインのアニメではないからエロについても「は?」という反応が多かったように思います。
片瀬の内面的良さについても、「仕事で頼れる」みたいなところがあればよかったんですが、仕事描写が薄いのであんまり具体的な出来事がなかったです。
また、片瀬から見た篠崎の魅力的な部分についてもあまり描かれていなくて、そこから片瀬の人間性を見ることもできません。

まふまふって何???

・サブキャラのパワー不足
メインカップル固定のラブコメにおけるサブキャラって、いるかいないかどっちかに振り切った方がよくなりがちな印象があって、いるのであれば個々のキャラやエピソードが魅力的、あるいはメインカップルと感情面でがっつり絡みがあるとよいのですが、そこが弱かったです。
幼馴染キャラや仕事のライバルキャラが登場してるのに主人公の恋愛に干渉してこないでそれぞれ別キャラとカップル成立してるし。

自分は配信で見ていましたが、このアニメがテレ朝でやっていたの、面白い。


てんぷる

No one can live on loneliness

お寺で煩悩系エロラブコメをやるという罰当たりすぎるアニメ。特筆するほど面白かったわけでもないですが、わちゃわちゃ楽しかったです。
キャラの髪色がツーペアで揃ってるの最初ややこしかった。

サムネとサブタイが良すぎる。

このed映像、今世紀で一番の「とりあえず走らせとけ」だと思います。

あやかしトライアングル

あやトラ

2023冬に前半だけやって止まってたんですが、ようやく放送できましたね。
むちむちでよかったです。お話は真面目だった。
op好き。アニソンの気持ちになります。


魔王学院の不適合者Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ part1

ようやく放送できた2023冬アニメその2。
設定が複雑で正直ついていけてる自信ないんですが、お話自体はいいのとアノス様の器がデカいのはブレないのでそこは楽しめています。「学院」もうどっかいっちゃってるけど。
1期からの声優チェンジもありましたが、梅原裕一郎、この男極上すぎます。

子供だからといって、魔王じゃないと思ったか?

アノス様が変装のため小さくなってアノシュ・ポルティコーロになる場面があるんですが、声がアノス様のイケボのまま幼くなっててすごいです。

edに -Ballad ver.- が用意されてるタイプのアニメだ。

ぜんぜんpart2に続くらしい。がんばって追います。


NieR:Automata Ver1.1a (9〜12話)

ようやく放送できた2023冬アニメその3。
(2023年冬にも8話まで時点で感想書いてます。)
なんか突然4話一気に公開されて第2クールの告知されてワロタ。
この間に原作ゲームをプレイしたんですが、その後の方が楽しめてる感じあります。ゲームやったら思ったよりアニメがそのままのストーリーでやってて驚きました。
世界観の雰囲気やUIなどかなり好きなのですが、ゲームとしてはどちらかといえば嫌いです。
でもまあ後半アニメたのしみ。


AIの遺電子

ヒューマノイドSF版ブラックジャックみたいな話でした。
AIや電脳に関連した、「性格を手術で変えたらどうなっちゃうの?」とか「人格の複製をしたらどんなことが起こるの?」みたいなそこそこ重いテーマを、なんかかなりサクサクとオムニバスの短編で扱ってました。サクサクすぎてビビるわよ。
いろんなケースが登場していて、こういう系の創作するときに参考になりそう。かなり面白かったです。

リサちゃんかわいい。

全体的にキャラデザと表情にクセがあって、特にだいたい髪がボサボサだったんですが、何故なんだ……?


ライアー・ライアー

「ライアー×ライアー」ではない。

挿絵の絵師さんが前々からしょっちゅう宣伝しててタイトルだけ知ってました。
ゲームでイカサマをして勝つという内容なんですが、駆け引きがわからないためあまり面白くなかったです。
ルール説明が長くてごちゃごちゃしていて把握できない、通常プレイだとどうなるのかのデモンストレーションが不足している、ルール説明に出てこない手(おそらくアビリティ関係)が登場する、そもそもイカサマをする前提なのでゲーム内容がどうでもよくなる、星やアビリティについての設定についていけておらず何をどうイカサマしたのかがよくわからない、、、といった具合でした。

1話のこの頃はまだトンチキで楽しかった……

6話の「盤上宝探し」(教室当てる隠れんぼゲーム)は比較的ちゃんと駆け引きがわかって面白かったんですが、最後の最後で純粋なズル出てきて興醒めになっちゃった。

姫路白雪ちゃむ、萌えでございます。

op、ピロピロ鳴る部分があるのできっとニコニコ動画ではTE勢が湧いているんだろうなと思って見に行ったらほんのちょっとだけ湧いていて安心しました。
そろそろ絶滅しそう。

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

島に住むキャラクター達が、小さな冒険をしながら各自自分の課題と向き合って成長していく真面目なお話でした。

ファンタジー世界でのんびりお話が進んでいくのでのんびりと浸れて良かったです。

栗とウニの呼称が逆だったり、錬金釜に素材を試験管ごと放り込んだりとゲーム的ネタ要素もあって面白かった。

錬金シーンに謎のバンクが用意されてたんですけど、ゲームにはないらしくておもろい。

うん、だいたいこんな感じのアニメだったはずです。
タイトルにある常闇の女王って全く出てこなかった気がするけど結局何だったんでしょう……

opがはるまきごはんのアタリ曲で嬉しかったです。ミク版も好き。
edは映像がおもしろかった。


幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-

ラブライブ!サンシャイン!! の新しい供給として良かったと思います。
お話として面白かったかというと別に……ですが。

ライラプスのこと、しばらくずっとライラックスだと思ってた。ライラプス、本家2期の犬を拾う回で名前が出ていたらしいです。

op曲が放送前から公開されてましたが、露骨にかっこよくて好きです。ガラス割れまくりで。


死神坊ちゃんと黒メイド 第2期

毎話イチャコラしてる中でじわじわメインのお話が進行していって非常によかったです。
萌え萌えガールズがガンガン供給されるし、かけあいもにぎやかで楽しいし。

エロあるし。
1話でHelckとトランプタワー被りしてたね。

1期のopとed最高だったのでやや不安でしたが、2期も聴き慣れたら好きになって良かったです。
なんか序盤から謎の劇中歌(ゴルフの歌とか)が多くて、数でヨハネと競っててウケました。
3期完結編も決定してるようで、うれしい。


七つの魔剣が支配する

はい、はい、はいはいはい。

タイトルから想像されるものよりかなり硬派な魔法学校アニメでした。ハリポタや。
真面目に淡々と進むのでドカッとした面白さはなかったですが、ふつうに良かったです。戦闘シーンの動きとか、歌まわりとかがんばってたし。

ピートくん、今期ガールズ入りだろとか言ってたら本当にガールになっちゃってひっくり返りました。

キャラの名前が先輩が名字で呼ばれたり〇〇家がどうみたいなのがあったからホームページでがんばって追ってました。


ナナオ殿、これはもうモヘンジョ・ダーロだろ。


キンバリーで死者が出るの、先生たちが悪人だし生徒助ける気が全くないせいだろ。


無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気出す〜 (第1クール)

ルーデウスのED治療してるだけでおもろいの何。
杉田智和、EDについて語らせるのに最も適した声をしている。

フィッツ先輩、表情豊かでかわいかったね。


SYNDUALITY Noir

オリジナルアニメ(↑)、ロボもの(↓)、ポンコツロボ娘ヒロイン(↑↑)、D+独占(↓)、といった期待度で、概ねその通りの感想。
登場人物みんなキャラが立っていて、掛け合いもよかったです。

ノワールたも、ポンコツかわいくて無事今期ガールズ入りです。
幼馴染のエリーもかわいい。
黒仮面、重要キャラっぽいのに初対面が風俗なのおもロイ。

風俗行く回ムショテンと被ってたのもおもロイ。

画面もおもろい。

ロボシーンはやっぱりあんま「おおーっ」とはならないですね。べつにクオリティはぜんぜん悪くないんですが。
自分がけっこうロボアニメで「ロボ部分どうでもいいな……」って思っちゃいがちで、制作コストに対して得られる反響が見合ってないんじゃないかって思っちゃうんですけど、みんなはロボアニメのロボ部分好きですか?

ストーリーとしては世界観の謎がまだ明かされておらず後半に続く感じなのでその後判断します。

op、サビの「ウェイw、ウェイw」までの盛り上げが完璧。DTMがお上手系の曲。

このアニメも歌姫キャラが出てきてから怒涛の勢いで挿入歌が入ってきて笑いました。

なんか据え置き機のTPSゲームも出るらしい。ちょっと気になるけどアニメの20年前が舞台とか言っててノワールたも出るかわからない……


Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-

壮大に何か始まりそうだった。

なんかものすごい熱量でかっこいい映像と澤野弘之とFate節をこれでもかと叩きつけられて圧倒されました。

乖離剣エアの演出、文字出てくるのがばっちりハマっててかっこよかった。

本編も期待しちゃいますね。


ホリミヤ -piece-

1期からですが、日常ギャグとして安定感が高くてほんとうによかったです。やりとりに不快感がなくスッと入ってくる。

美人さんのときの河野桜さん、Fateのキャラすぎませんか?

このアニメ、ガラケーが現役で活躍しててすごいです。


はたらく魔王さま!! 2nd Season

今期ガラケー活躍作品2。
もう完全に惰性で観続けてます。
エンテ・イスラのよく知らない人たちのこと、よく知らないよ〜〜

冷奴にミョウガって乗せるけどべつに誰も好きってわけじゃないよなってところだけ、共感できました。


呪術廻戦 懐玉・玉折

(渋谷事変の話は来期もします。)
夏油傑が闇堕ちするまでの話。
なんか連載時に過去編長いとかいう噂だったんですけど、わりとサクっと終わりましたね。
時代が時代なのでガラケーが活躍していてニッコリ。
ここでのエピソードが渋谷事変にそのまま活きていて効率的すぎます。

op、青もようけ棲んじょる。
サンシャイン通りを歩いていたら街のスピーカーからキタニタツヤに「みなさんこんにちは。今聞いてもらってるのは〜〜」って話しかけられて、デカくなったわねって。
渋谷事変のopではカラーが赤になってて、術式反転「赫」ってコト……?


逆異世界転生エージェント エーコさん

あの「デスゲームマスター出須」のスナックワークスによる新作。
出須よりだいぶ良かったです。(ハードルが低すぎる。)
出須はずっと男が怒り気味に喋っててウザいという欠点がありましたが、エーコさんは半分ぐらいエーコさんがダウナー事務的な心地良い声で喋っていてツッコミのうるささも半減していたうえに、ギャグもおもしろいときがあって、他にもエークラちゃん等萌えキャラが登場していたので。

デスゲーム要素も入っててファンサがすごい。
(見ていない人のために簡潔に説明すると、死後の転生ガチャでミミガージャーキーになった人たちが集められ、誰が最後まで食べられずに残るかというデスゲームをしているシーンです。)

LINEスタンプ出てたらしいので買いました。

曲がないからアニクラで流れないという欠点があります。


フェ~レンザイ -神さまの日常-

中華アニメの日本語吹替版。ショートアニメを詰め合わせて普通のアニメ尺にしているので供給量が多い感じがします。
中国の神話とかあるあるとかよくわからない部分もありましたがそこも含めて楽しめました。アニメとしてのクオリティも高かったし。
ただ、ショート各話タイトルの時点で丸枠からタイトルに対してツッコミが入るのだけは要らないだろって、ぼくは思います。

ごめんて……

キュウゲツ(CV:内田真礼)がたくさん喋っていて、うれしい。

わかる人いたら教えてください。


幼女社長R

会社にいたシーンの記憶が薄すぎる。
op、曲自体はいいんだけどテンポを速くして音をパキッとさせた方が1期との親和性がよかったと思う。

実は俺、最強でした?

タイトルの色が若干メイドインアビス。

女の子3色トリオが萌え萌えであることによって全てが丸くおさまっていました。

↑ウサギガニゲテル顔すぎる。
思考がなんでもアニメくんすぎる妹、よかった。


opのトンチキな動きもいいし、edのイラストもかわいらしくて大変によかった。

なぜエビフライなのか。最後まで謎のままだった。


自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

導入からぶっ飛んでたし内容もかなりイカれていて面白かったです。「自販機が危ない!!!!!」じゃあないんだよ。

ラッミスはじめ女の子がみんなかわいくて、良い。

地味にキャラクターの名前が凝っていたのも評価ポイントです。

(左)ラッミス、(右)ヒュールミ
(左)シュイ、(右)ラッミス
萌えキャラ並置開口法
(左)赤、(右)白

こいつらはテキトーすぎるだろ。

いい具合に倫理観逝っててよかったです。

ワニ倒すために川にドライアイスを流す図。

倫理観逝ってるせいで急に生々しい下ネタ挟まるとかなり気持ち悪くてよかった。

この妙なこだわり何なんだよ。

自販機に手料理ふるまいたがるヒロインもかなりヤバいと思う。

何よりこのアニメに出会えたことによって街なかで自販機見つける度に楽しくなれるようになったのが収穫かもしれません。


白聖女と黒牧師

「ゆるゆり」「うまるちゃん」の系譜の、THE・動画工房アニメーション。言う事なしによかったので、言う事がないです。


彼女、お借りします 第3期

かのかりの和也ってスマホ割れたまま使い続けてそうではあるけど、そうは言ってもかのかりの和也のスマホが割れている描写を見て得する人、ゼロ人説〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!



まあこれ、1期4話でフェリーから落ちた千鶴を助けに飛び込んだタイミングで落として割れて、その後8話のクリスマスで千鶴にスマホケースをプレゼントされたから使い続けてるってことで、ちゃんと意味がある描写なんですよね。




それをさしおいてもなんか、嫌。


まず一人。


このアニメもedに -Ballad ver.- が用意されてるタイプのアニメでしたね。
なんでもかんでも -Ballad ver.- がいけると思うなよ!!!


ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ (※まだ)


アンデッドガール・マーダーファルス

さらざんまいピングドラム劇場版などのラパントラックによるアニメ。
PVから期待していて1話もかなり良かったのですが、そこからの期待を超えてはこなかったなというぐらいでした。
お話の設定やキャラの掛け合いがとても良く、とくに真打津軽がいつも落語の小噺のように喋っているのがおもしろいです。
鳥籠使い一行が探偵として活動してるのですが、推理モノとしては情報収集を地道に見せているわりに真相や解決編があんまり意外性とか面白味がなかったのでその点は微妙でした。
(同系列だと「虚構推理」が近いですが、虚構推理
、特に2期の方が推理モノとしては面白かったです。)
アニメ力が高く、戦闘の作画がいいのみでなく、推理とか掛け合いの間の長いセリフの間でいろいろ画面の演出に遊びがあって良かったです。たまにやりすぎでおかしくなっちゃってることもありはしましたが印象的でした。

opedも今期トップクラスで好きでした。


デキる猫は今日も憂鬱

デキ猫

今期GoHands1本目。
でっかい猫が家事を全てやってくれる話。この内容に対して過剰なぐらいクオリティが高く満足感がありました。室内の3Dがしっかりしていて無駄に動かせたり。

1話冒頭から飛ばしよる。
福澤もかわいいし。
女の子に矢印が突き刺さるアニメは名作の法則
え!?!?!?
うわああああああああああ!!!!!!!


あえて気になった点をあげちゃうぜ。
・出会った頃のエピソードをちょくちょく掘り返してやるのがややくどく感じる。

・めっちゃタコムコを映してくる。

・諭吉の心内語のフォントがなんかやだ。

なんか……やだ。

・福澤のアパートのエレベーターのボタンがおかしい。

なんか並びおかしくない?


これ以外全てが良かったです。


好きな子がめがねを忘れた

すきめが。キービジュがいい。

今期GoHands2本目。どっちもめちゃめちゃ強くて、2022年冬にCloverWorksが着せ恋&明日ちゃんやってたのを彷彿とさせます。
↓初見の印象

(アニメ「古見さんは、コミュ症です。」のクオリティでやってる「阿波連さんははかれない」みたいな話 という意味です。)

とにかく三重さんがかわいくってそれだけで100点でした。

三重さん。いや、"萌え"さん。

全部がかわいいんですが、特に声(CV:若山詩音)がかわいいです。あと育ちがいいのもいい。

8, 9話あたりで三重さんが小村くんへの好意を自覚してからの不器用にけっこうガン攻めにまわっていくのがもうかわいくてですね。

かわいくてですねえ!!!

小村くんも、「ちょっとキモいぐらいに三重さんが大事」以外の自我がなくて良かったです。(すごくほめている。)
まわりのキャラもほぼモブに徹していて全く邪魔してこずほとんど小村くんと三重さんだけの話が展開されていました。

モブすぎなので最終話でも名前が出てきた時にちゃんと顔うつしてくれててたすかる。
公式HPのキャラ一覧で4番手なのに。

効果音について、YouTubeでよく聞く「\オウッ/」が使われていたり、やくも(「やくならマグカップも」)の各話タイトルで鳴ってる音が鳴ったりしていたのが特徴的でした。あれって素材だったんだ。

鳴ってたシーン。

op、好きです。DECO*27と堀江晶太ってすごいタッグだ。三重さんこの勢いで走ったら絶対危ないと思います。
edは、三重さんと小村くんの間になんかオーイシマサヨシ混ざってるのおもろすぎます。


BanG Dream! It's MyGO!!!!!

ギスギスして不穏だと話題になっていたので追っかけで見ました。みんなで追えて楽しかったですね。
バンドメンバーがみんな自分の思い通りになったらいいなという思いを抱えつつ、それを実現するために器用に立ち回ることができずにフワフワ成り行きで動いた結果ギスギスしていて、なんだコイツらと思って見てました。
10話のライブシーンでの解決がものすごかったです。バラバラになっていたメンバーが一人ずつステージ上に戻ってきて感情をぶつけたポエトリーをやった後そのままライブを行うという、そのまま聞いてもご都合すぎパワー系な展開に思えるんですけど、謎のバランス感でその綱渡りが成り立っていて受け入れられていました。
そこからはみんな吹っ切れて、それぞれ自分がやりたいようにやる中で謎にバランスがとれてバンドとして続いていくようになります。吹っ切れたそよさん、いい。

ANON TOKYO、ANON TOKYOすぎてすごい。

全ての元凶の豊川祥子、最後めっちゃおもしろい人になっちゃってたわね。



映画

君たちはどう生きるか

表面的にはなんか普通のジブリでした。予告編とか見てたら絶対観に行ってないと思うので、マーケティングとしては成功だと思います。
観ていてのテンションが例の鳥と大量のジブリおばあちゃん(供給過多)が出てきたところがピークで、後半眠くてアカンかったです。自分ってジブリ映画一本集中して観られない人になっちゃったのかなってちょっと悲しくなりました。(まあ子どもの頃金曜ロードショーのトトロとゲド戦記で寝落ちしてたところから成長がないのかもしれません。)
言い訳をさせていただくと、仕事終わりに観に行ったのと、こういう不思議系のまま走るなら魅力的なキャラかテンポ良い掛け合いとかがほしかったのと、長編として小目標の解決要素がはっきりあると嬉しかったです(そもそも大目標があんまりワクワクできなかったのですが……)。

エンタメ作品というよりは作者が盛り込んだものを読み解く見方をすれば楽しめたのかなと思います。母親離れだとかフィクション世界からの帰還の構図だとかアニメを作る人についてのメタファーだとか。
ただまあこういう見方って自分は観終わった後や2周目からしかできないし(普段はしないし)、じゃあ2回目観るかというと、う〜〜〜〜ん…………ってぐらいなので……

こう振り返りつつ他の人の感想とかも読んでいると、やっぱり自分は作品を作った人の中身にはあんまり興味がないのかなあとも再確認できた気がします。

五等分の花嫁∽

放送分の劇場先行公開らしい。
冒頭風太郎のシャフ度(死語?)から始まって、「シャフトやぞ!」と叩きつけられた感じでしたが、制作が変わったことによる違和感はあんまりなかったです。前のを直前に見てるわけでもないし。
アサルトリリィやマギアレコード、RWBY氷雪あたりから採り入れられている、要所でエフェクトをがっつりかけた表現のソウルをやや感じました。
劇場版完結編の前のお話な上に、扱うエピソードも回想が混ざっていてかなり時系列ぐちゃぐちゃでヤバかったですが、各人物に見せ場があってよかったです。中野父って声がおもしろすぎてほんとうにずるい。ここから四葉の掘り下げもあるっぽくて楽しみですね。
放送ではおそらく2話に分かれるんですが、途中でedノンテロップで流して最後にも堂々と流すのおもろい。
予告なくエンドロール後に声優トーク映像がついてたんですが、自分はこういうの嫌いではないけどあまり積極的に見る方でもないのでどうなのかなと思いました。(数名席を立ってる人もいましたね……)

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

トップガンのトム・クルーズを信じて観に行きましたが、当たりでした。
変装、爆弾解除、カーチェイス、暴走列車とこれでもかとばかりに王道要素の詰め合わせだったんですが、しっかりしていたしトム・クルーズはイケメンだしで満足度高いです。
パワー系のギャルが出てきたんですが、おいしい役どころをやっていてよかったです。


トランスフォーマー / ビースト覚醒

自分はトランスフォーマーの映画シリーズは全部観ているんですが、3部作以降はハズレが続いていて惰性で観ていました。
(3部作も評価まちまちですが、3とか子どもの頃劇場で観たのもあって素直に楽しんでました。スピンオフのバンブルビーはまあ良かったけど、規模感がやや小さかったので……)
本作は時系列的にはバンブルビーの後、1作目の前にあたるっぽいです。
ストーリー的に世界を巻き込んだ話でスッキリしていて、主人公も主人公の自覚ありすぎで活躍してたしで、もちろん映像も良くって、観終わった感触はわりとよかったです。
序盤のオプティマス・プライム君雑魚すぎますよw

ただまあ後から「ビースト要素、要った?」と思い返してみるとそんなにいらなかった気もします。ビーストウォーズのアニメ知らないので思い入れないし……


響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト

人間関係踏み固め機だった黄前久美子が部長になって、そのスキルが発揮されながら成長や次の3年生編へ繋がる進展の見られたよいエピソードでした。コンクールメンバーに入れてない人たちの練習にも焦点が当たっていてよかったです。
劇場版というより「特別編」だったので途中でアイキャッチ挟まってたまげました。
演奏を見つめるところの絵、良すぎた。

ところで黄前さんってマジで高坂麗奈と距離近すぎるけど、塚本秀一に勝ち目ある?


アリスとテレスのまぼろし工場

ジメッとした新海誠みたいな感じ って人にすすめる時に言ったんですが、観た人は言いたいことわかるよね……?
良かったかどうかで言えば観終わった感触は良かったです。「あの花」「ここさけ」は苦手だったので身構えてはいたのですが。まあ要素がごちゃごちゃしていて軸が何かというと微妙だし突っ込みどころもあるんですが、いい部分もありました。

不思議な世界設定とそれが明かされていくところや、その状況を受け入れた人たちの暮らしがどうなるのかだとかの部分が面白かったです。絵も綺麗やし。無意味な世界で停滞するのか前に進むのかというのはひとつテーマとしてあったと思います。
設定まわりのリスク・リターンや因果の部分が薄いので、あんまり納得感はありません。五実がなぜこっちに来られたのかとか神機狼に飲まれる人と飲まれない人の差もあんまりわからなくてもやもやします。
園部さんの告白、なかったことにされててかわいそう。

ヒロインの睦実は序盤ミステリアスを発揮していたけど、後半を見ると「冒頭のキャラ、なんだったんだ?」って、ややなりました。
五実の恋についてもあんまり感情移入できなかったです。

終盤それぞれのキャラが思惑に沿って自分勝手に動いていたのは唐突でカオスでしたがおもしろくはありました。
(最後の送り出すシーンで洋画の「LOOPER」のラストシーンのことをちょっと思い出したけど、そもそもよく覚えてないから似てたか定かでない……)

結局アリスとテレスってなんだったんだ……


追っかけで観たアニメ等

スクライド

タイトルの文字がギッチャギチャですごい。

前期のBIRDIE WINGという女子ゴルフアニメが大変良くって、それにスクライドのネタがいろいろ入ってると聞いたので。(脚本が同じ人。)
特殊能力とか貧富の差とかいろいろある世界観の中で、ずっと男二人のライバル関係を軸にストーリーが展開されていて激アツでした。
能力バトルなんだけど、能力の中身だとか謎だとかにはあんまり踏み込まず、キャラクターも急に出てくるし過去とかもパッと見せる程度でどちらかとパッション展開だったのですが、その時その時のアツさがしっかりしていて楽しかったです。

田村ゆかりが妹(ではないけどほぼ妹ポジションのヒロイン)キャラで出てるんですけど、「夢を、夢を見ていました。」から始まるモノローグがちょくちょく挟まるのがすごいよかったです。2001年放送アニメで活動5年目とかなんですけど、既に貫禄を感じるの何?
クーガー兄貴もいいキャラしてました。ドライブのシーン早口すぎます。

………結局シェルブリットって何だったんだ???

シン・仮面ライダー

実は観られてなかったのでアマプラで観ました。
不気味さやキモさが端々にあってよかったです。
ストーリーも自分は結構楽しめました。
シン・ウルトラマンと比べると自分に原作知識が不足していたのを感じて、知ってたらもっと面白いだろうなと思いました。
ただ、元々仮面ライダーに求めるものがあるとそれを裏切られたってなってるかもしれないですね。

「辛」と「幸」の話、「劇場版 selector destructed WIXOSS」に出てきたよね……


おわりに

というわけで、今期アニメおすすめ作品は、好きめが、スパイ教室、MyGOです。

来期はアニメ多すぎてヤバいですね。
PV見ての期待枠はこんな感じです。


ゆゆ式オタクとしてはかおり監督や音楽sakai asukaの星屑テレパスに期待してしまいますね。

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