機械学習と深層学習(ディープラーニング)の違いって?

皆さん、こんにちは!今回は「機械学習と深層学習(ディープラーニング)の違い」について、話してみたいと思います。その前に、「機械学習」って皆さんご存知ですか?まずは、「機械学習とは何か」から話していきましょう!

機械学習って何?

 機械学習(Machine Leaning)とは、「コンピュータがデータからルールやパターンを学習する技術」のことです。ほとんどのAI(人工知能:Artificial Intelligence)も、この技術を利用して動いています。例えば、AIが「猫」を認識しようとする場合、大量の猫の画像(入力データ)から「猫らしさ(特徴量)」を学習し、猫を「〇〇%の確率で猫である」と認識します。一端猫を学習するAIができあがると、それを応用して、大量の学習データ(入力データ)があれば、「犬らしさ」や「車らしさ」など、学習さえできればほぼほぼ何でも認識できるようになります。これは、人間が猫を学習する際の「経験」という過程に似ているともいえますね!
 このような機械学習のなかには、人間の脳内の学習過程を応用した技術もあります。その代表的な例が、「深層学習:ディープラーニング(Deep Learning)」になります。

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POINT
機械学習:コンピュータがデータからルールやパターンを学習する技術

 それでは、次は深層学習の説明をしましょう!

深層学習(ディープラーニング)って何?

 深層学習(ディープラーニング:Deep Learning)とは、人間が学習する際に機能する脳内のニューロンという神経細胞のネットワーク構造を模した「ニューラルネットワーク」という概念を利用して、人間の手助けなしに自動的に大量のデータから特徴量を抽出して学習する技術です。ニューラルネットワークとは、ニューロンが繋がり合った脳内の神経回路網の構造を人工ニューロンを用いて工学的に模した数理モデルです。

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 深層学習の発展によって、顔認識や自律移動ロボット、自動運転、自動翻訳など、多岐にわたって実現の可能性が広がってきました。

POINT
深層学習(ディープラーニング:Deep Learning):
脳内のニューロンのネットワーク構造を模した「ニューラルネットワーク」を利用して、自動的に大量のデータから特徴量を抽出して学習する技術

 次は、機械学習の種類について、話していきましょう!っと、今回はこれくらいにして、次回にお話しますね!次回のお話は、下記をご覧ください。

書籍の紹介

 今回お話した機械学習の技術の一つである深層学習について、参考になる書籍をご紹介します。深層学習の概念から、事例紹介、開発に使用する言語、未来像まで、広く浅く掲載されています。これから深層学習について学習しようとする方にとっては、最初の一冊として、とてもまとまった良著だと思います。

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                            文責:nayuta

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