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ほんの少し踏み出せば、違う未来が見えてくる【comprehend物語 番外編 ~whereabouts~】

今回は『そう簡単に望んだ未来にはなってないけれど、
ほんの少しでも踏み出せば違う世界が見えてくる』
という話です。

【変わることを恐れるな】というテーマの楽曲『whereabouts』に合わせて話してみます。

どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます
comprehend「コンプリヘンド」
というバンドのvo/gt根本直哉です。



▼曲は聴いてもらって完成する▼

少し前になりますが、8/2に『whereabouts』という楽曲をリリースしました。
(読み方はウェアアバウツ)

この曲は2022年9月から始めた定期リリースの第5弾。
完全新曲というわけではなく、ドラマー脱退前3人編成のときに制作した曲を練り直してリリースしました。

ちょうどコロナ禍の前くらい(2020年1、2月だったような)にほぼ出来上がっていたのですが、その後にドラマーが脱退。

お蔵入りになるかもしれなかった曲を、2人でリアレンジして(大枠はできていたのですが細かい部分は詰めきれてなかった)世に出しました。

もう一つお蔵入りから救えた理由がリリースのタイミング。
曲のリリース時期の大部分はBa外山にーやんにお願いしています。
自分が曲を書いてるのですが、客観視が難しいのと季節や時期を意識して書いてないというのがあります。

そんな時に『この曲はこの季節が合う』などと意見をもらっています。
疾走感のあるwhereaboutsを出すならこのタイミング。
ということで8月にリリースすることになりました。(このブログを書いてるのは11月なのですが。。)

過去曲は音源化されないことが多いです。
特に初期に作った曲は手探りだったし、バンドの一体感や方向性が固まり始まったかなという時期にドラマーが脱退。

曲は形にならないと自分たち以外には存在を知ってもらうことができない。
形にして聴いてもらって完成だと思っているので、
お蔵入りにならず、このタイミングでwhereaboutsがリリース出来たことが嬉しいです。
感慨深いリリースでした。


▼AIでの映像作品▼

映像制作は根本すず。
前回に引き続き、AIを使った作品になっております。

変化しようとしてるんだけど、過去に引っ張られる自分、それでも前に進もうとしてる自分、その葛藤をAIを通して表現してくれました。


MV制作の裏話や設定などは彼女がnoteに書いてくれてるので
良かったら読んでみてください。


▼疾走感×浮遊感▼

僕らcomprehendにしては珍しく疾走感のある楽曲。

ギターのフェードインから徐々に始まり、スラップベースとドラムフィルでバンドイン。バキッとしたベースとどっしりとしたタムを刻むドラムに広がる歪むギター。

歌から始まるストリーミング時代の特徴を完全に無視した長いイントロ。流行りとは逆行していますが、このイントロが疾走感を出してくれてます。長いイントロは外せなかったんです。

Aメロはイントロから続く疾走感に浮遊感を織り交ぜました。
そこからサビに入り、歪んだギターとオクターブベース、ダンスビートのドラムでガラッと雰囲気を変えてます。

聴きどころは2番のAメロ。
カッティングギターとうねるベースフレーズが畳み掛けてサビに突入。
このパートは演奏していてテンション上がります。

そしてアウトロでOh、Oh、と大合唱で一番大きい盛り上がりへ。

トータル2分42秒。
3分を切っためちゃくちゃ短い曲に仕上がりました。


▼テーマは『変わることを恐れるな』▼

歌詞のテーマは『変わることを恐れるな』

望む未来のために進もうとしてるんだけど、過去の自分が追いかけてくる。
引き止めてくる。
でも、踏み出さないとずっと同じ場所にいて変わらないまま

これは自分の前身バンドの活休の記憶が元になっています。

もちろん過去(前身バンド)を大切に思うことも大事。
けれど、その過去にしがみついたままだとその場から動けない。
でも変わりたい。望む未来を掴みたい。
その時の気持ち、葛藤を鼓舞するように書きました。

変わることには痛みが伴うと言います。
それは今までと違うことをするから。

だから、変わりたいと思っても無意識に踏みとどまってしまう。

でも『変わらずに人生を終わりにしていいのか?』
と自分に問いかけた時に、やっぱり進んで望む未来を手に入れたい
そう感じてこの歌詞を書きました。

僕は常にこの繰り返しと闘ってるなぁと感じます。

前身バンドが活休して、このcomprehendを立ち上げました。
メンバーを一から集めて、初めてスリーピースバンドで動いて、曲を作って、ライブをして、ドラマーが脱退して、やったことのないDTMを試して、今はMIXなどにも手を出して…
目標の場所にはまだまだ届いていないけれど、
comprehendを結成していなかったら見えなかった世界は確実にあるなぁと感じます。

最初は少し痛いかもしれないけれど、半歩だけ踏み出してみる。
もう一歩、もう一歩、踏み出してみる。

そう簡単には望んだ未来にはなってないかもしれないけれど、
踏み出す前とはほんの少し違う世界が見えてる。

違う世界が見えたということは、今までと違う未来が待ってるはず。
自分の向かう行方(whereabouts)が前より見えてくるはず。


ここまで読んで下さりありがとうございます。
それでは、今日も自分を生きてやりましょう。

whereabouts

もう何度目になるだろう?
気付かないうちにまた僕は過去を歩いてたんだ

あぁ、違う 本当は前を見ていたいはずなのに
過去に許されようとしてるだけ

ここから何ひとつ変わらなくていいのか?
もう僕はあの日の僕から抜け出したいんだ


あぁ、川を流れてく傷付いた流木は
いつか海へ辿り着くだろう

そう、通り過ぎていく景色は戻らない
振り返る暇はもうないんだ

変わらず何ひとつ叶わなくていいのか?
さぁ、今僕はあの日の僕から抜け出してくんだ

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comprehend(コンプリヘンド)とは?


『誰かの為だけの人生になってないか?』

『自分を生き抜く』を歌うオルタナティブロックバンド。

激しく繊細。
美しく愚直。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。

comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ

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🗒️𝚌𝚘𝚖𝚙𝚛𝚎𝚑𝚎𝚗𝚍物語
バンド結成〜現在に至るまでを赤裸々に書いております。
まだまだ道半ばですが、僕らの挑戦が誰かの背中を押すことができれば嬉しいです。


💿最新シングル『whereabouts』


💿2ndアルバム『clarifiology』


💿1stアルバム『axiology』


▶︎根本直哉 リンクまとめ

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