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不便を放置しない 【機材の見直しで気付いた話】

今回は『ちょっとした不便を放置しないことは大事だなぁ』と感じた話です。
ここ数ヶ月エフェクター機材の見直しをしてました。その中で気づいたことがあったので、まとめてみようと思います。

機材話なので少々マニアックですが、良かったらお付き合いください。

どうも『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます
comprehend「コンプリヘンド」
というバンドのvo/gt根本直哉です。

違和感を後回しにしてた

少し遡りますが…7月末に夏風邪をひきまして、、
ちょうどその時期にヴォーカルレコーディングが控えていたのですが、喉の調子が良くないということで延期に。。
体調も良くなかったので数日家で休んでいました。

その合間で何かできることはないか??
と布団の中でゴロゴロしながら考えていたところ、機材の見直しを思い付きました。

夏風邪をひく数日前にギターレコーディングがあり、その時の違和感を思い出したんです。
機材に感じてた違和感というか不便さを解消するために調べ始めました。

結論から言うと、
今使ってるループスイッチャーからプログラマブルスイッチャーに変更しました。

以前のエフェクターボード


エフェクターや機材になじみのない人からすると何のこっちゃですよね(笑)

このスイッチャーという機材なんですが、エフェクターを複数台使うときに組み込む機材です。

めちゃくちゃ簡単に説明すると…

・エフェクター
→ギターの音を変える四角いハコ
→演奏中に足で踏んで音を変える

・スイッチャー
→エフェクターを複数台使用する時にまとめる機材。セッティングが楽になったり、たくさん並べたとき踏みにくいエフェクターを踏みやすくしたり。音痩せ対策にもなる。

スイッチャーは大まかに2種類
・ループスイッチャー
→踏んだら一個の音が変わる

・プログラマブルスイッチャー
→踏んだら複数の音を変えられるようプログラミングできる

という感じです。

機材に詳しい方からすれば、かなり雑な説明ですが…
ギターの音を変えるハコをたくさん持ってるけど、一度に3個以上音を変えたいからプログラマブルスイッチャーにしたよ。という話です。

話自体は終わりなんですが、そこで気付いた不便さの解決って大切だなぁをこの後話してみます。


昔の感覚をアップデートする

今まで僕はループスイッチャーを使っていました。
それは前身バンドからの流れです。

当時はツインギターだったので、リードギターが弾いてる時に自分のエフェクターをいじったりできるし、曲間でのエフェクターの切り替えにそこまで苦労はしなかったのです。

そもそもリードギターがバンドの色彩を作って、自分のギターは厚みをだしたり足りない部分を補う役目。

けれど今のバンドcomprehendではギターが一本。

曲の色も付けつつ、厚みも出したい。
2本のギターでやってたことを1本でやる。

そうなると、ネックになるのはエフェクターの切り替え。ここをうまくやらないと曲中の繋がりなどが不自然になる。

comprehendを始めてから今まではエフェクターの踏み替えをどうにかこうにか人力で頑張っていました。

ループスイッチャーは同時に3つ以上の音を変えることは厳しいのです。出来なくはないけど、タイムラグが起きる。

単純に曲中に3回スイッチを踏むとなると、どうしても微妙なズレが出てきます。

それをなんとか出来ないか?と踏み方やタイミングを考えながら演奏していました。
頑張れば出来なくはないけど、意識が足元にいって歌に支障が出やすい…
そこをずっと悩んでました。

できるのであれば歌に集中しやすい状態にしたい。
スムーズにエフェクターを切り替えられれば…
と調べていたときにプログラマブルスイッチャーの存在を思い出しました。

プログラマブルスイッチャーは複数のエフェクターの切り替えをプログラミングできます。
そうなると一回踏むだけで3つ以上の音を変えられる。
楽に切り替えできます。

存在は知っていたし、前身バンドのギターも使っていましたが操作が難しそうだと思い踏みとどまっていました。

けれど、調べていくうちに使い方の情報がゴロゴロ出てきます。今の情報が溢れて取りやすい時代ならなんとか理解できそうだと思いプログラマブルスイッチャーに手を出してみました。

ということで探しに探して導入したのはFree The ToneのARC-3
(クオリティはもちろん、有名メーカーなので情報も取りやすさも考えてこちらにしました)

新しく導入したスイッチャー
Free The Tone ARC-3


不便は技術で解決できる時代

よくよく考えれば今の自分のスタイルだとプログラマブルスイッチャーで不便さを解決できるのに、頑張ってどうにかする!が先行してました。
精神論が邪魔をしてました。

技術が発達して便利になってる世の中なのに
ずっと昔の自分のスタイルを見直さず不便を放置していたなぁと。

極端な例えですが、
LINEやメールがあるのに今だに伝書鳩や飛脚を使ってるような感じでしょうか。

昔の感覚も大切だしマンパワーで頑張ることも悪くはないけど、目的を達成するために不便を解決することはめちゃくちゃ大事
(今回の自分の目的はラクに音の切り替えができて、歌に支障がない状態)

定期的な見直しや情報を取りに行くことで
自分の今まで放置してた違和感を解消出来る。
そんなことを気付いた機材の見直しの話でした。

改めてのエフェクターボード見直しから、久々に機材沼にハマってワクワクしております。

ここまで読んで下さりありがとうございます。
それでは、今日も自分を生きてやりましょう。

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▶︎comprehend(コンプリヘンド)◀︎

『誰かの為だけの人生になってないか?』

『自分を生き抜く』を歌うオルタナティブロックバンド。

激しく繊細。
美しく愚直。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。

comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ

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💿2ndアルバム『clarifiology』


💿1stアルバム『axiology』


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