うつ病から学んだこと

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
うつ病闘病中主婦のねむです。

何を書いたらいいんだろうなと思っていたところ、
自分の休職してからの日々を振り返っていました。
うつ病になったからこそ、気付いたことや得た価値観を
共有させていただけたらと思います。
誰かの役に立てば光栄です。


うつ病になって困ったこと

わたしは現在休職中ですが、休職する前は本当につらかったです。
朝(ほぼ昼)に起きてもやる気も起きず、だらだらとお布団で過ごし、
やっとの思いで準備をして仕事に出かける日々。
家に帰ってきても、何もすることなく就寝。

生活もとんでもなく乱れていましたが、何より心の状態が本当にボロボロでした。
仕事で嫌なことがあると切り替えられなかったり、
思うようにいかなくて涙があふれてしまったり。
当然家族との時間なんてなくて、ただ毎日の繰り返しで疲弊していました。

昼寝はよくできるのに、夜寝ようとすると眠れず睡眠薬を服用して寝て、
朝起きると睡眠薬の副作用か頭がぼーっとしてなにもできません。

そんなわたしがこんなブログを書けるくらい
ちょっとだけ元気になったのは、多忙な日々から離れて、
自分を見つめ直す時間があったからだと思います。
元気になったのはこんなことが要因かなと思うことを挙げてみます。

1.体調に耳を傾ける

朝起きた時、日によって調子が全然ちがいます。
ある日はパッと目が覚めて、朝からお洗濯をしたり、掃除したり、
ジムなんか行っちゃう日もあります。

でもある日は、朝起きた瞬間、「あ、今日無理だ。動けん。」という日もあります。
前の私だったら、「寝込んでいてはだめだ、動かなきゃ」と
自分を無理にでも奮い立たせて挑んでいました。
でも結局、そんな状態で挑んでもできなくて、
できない自分を責めていました。

いまの私は、「今日無理だから、やりたいことだけやろ~」と
能天気に息をしているだけにしました。
無理にやってもどうせできないし、やれる日にやればいいや~
くらいテキトーに生きることにしました。

でも案外それでも困らないことに気付きました。
だからいまは、自分の体調を毎日確認して(意識的に)
その日の自分に合った暮らしをしています。
たとえ、家がひっちゃかめっちゃかになっていようとも、
洗濯物が溜まって旦那さんの靴下が足りなくなっても。

2.先輩の話を聞く

世の中には同じような境遇のひとがたくさんいるんです、意外と。
うつ病になったころは、「なんでわたしだけ、、、」「もうどうしたらいいかわからない」と
絶望している時間が本当に長かったです。

でも本屋さんに行ってみると、うつ関連の本はたくさんあるし、
ネットを開けば、同じようにうつ病から回復しているひともたくさんいます。
そんな先輩方の話をたくさんインプットしました。

うつ病の方ならきっと本を読むなんて無理と思うかもしれません。
わたしもそんなに長い時間は今でも読めません。
でもふと1行だけでも読んでみると、先輩方のありがたい経験を知ることができます。
読むのが無理ならラジオでもいいんです。聞き流すだけでもいいんです。

きっと一人じゃないとおもえるはずです。

3.したい欲を叶える

偏見かもしれませんが、うつ病になる方って真面目な方が多いんじゃないかなと思います。
自分で言うのもおかしいですが、わたしも真面目です。
真面目過ぎて、完璧を求めすぎて、自分で自分を苦しめちゃうんです。
だからきっと我慢したり、周りが求めているだろうことばかりしてきたのではないでしょうか。

読んだ本にこう書いてありました。
「今日死ぬなら、なにが食べたいか」
この箇所を読んだ私はひとりで焼肉にいきました。
(旦那さんは知りません。ごめんなさい。笑)
その日の帰り道はなんだかとても満足感に満ちていました。

ひとってこうやってやりたいことやしたいことに忠実に生きているんだなと
改めて実感しました。みんな真面目すぎだよ、きっと。

その日からわたしは、今日死ぬならなにしたいかなと考えるようになりました。
そしたら意外とちっちゃなこともやりたいことがでてくるんです。不思議ね。

このブログもそうです。死ぬまでにやりたいことのひとつでした。
うつ病×HSP×過食症のわたしが誰かのために役立つことができたらな、
わたしの前向きに生きようとする姿を残したいな、
そんな思いからはじめたら、思った以上のひとによんでもらえて
やってよかったなと思っています。

今日死ぬとしたら、何をして、何を食べてから死にたいか。
ちょっとした欲を満たしてあげてみてください。

まとめ

以上、まだまだたくさんありますが、ちょっとしたことを挙げてみました。
うつ病じゃない方は、うつ病でこんなこと考えている人もいるんだな~
うつ病の方は、ひとりじゃないよ、わたしもだよ。
って思ってもらえたらうれしいです。

みなさん、どうぞご自愛くださいませ。
ねむより






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