nemui

おはようからおやすみまで。 覚えてほしいなら僕を傷つける覚悟を持て

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おはようからおやすみまで。 覚えてほしいなら僕を傷つける覚悟を持て

最近の記事

夢の話

今日久しぶりに颯斗が夢に出てきた なんでそう思ったのか分からないけれど、直感的なもので颯斗だと判断していた。 フラフラボサボサの颯斗が辛そうなのに 歩く僕を追いかけてくる。 ゆっくりゆっくり。 大丈夫だよとその場にいさせたいけれど 多分そうしたら駄目なんだろうなと心の何処かで思っていたから言えなかった。 エレベーターに挟まれそうになってて 危ないからと抱き上げたその身体は痩せきってて 撫でる毛並みの根がすぐ骨だと分かるのが辛くて仕方なかった。 一緒にいたいのだろうと抱

    • 最近のこと。

      4月の終わり頃に風邪を引いた。 止まらない咳、別人のような声。 あまりにも辛いから、朝仕事へ行く前に「休みたい」と会社へ電話をしたことを覚えている。 休みの了承を得てから、改めて彼にも休むことを伝えた。 あのときの彼の怪訝そうな顔を 今でも覚えている。 「職場の人のことを考えたりしないのか、その日仕事しない分の給料はどうするんだ。」 その言葉を聞いて悟った、というか気付かされた。 「ああ、あなたは僕のことをこんなにもーー」 それ以上は言葉にせずともわかるだろう。 もう

      • 水面月

        沈みきった底から見上げる空って その場に落ちるときは真っ暗闇でも 段々と目が慣れていって クリアになって映し出してくるものがある あの白く歪んだ月だって 本当はもっと美しくて 僕が見たことがあるその月は 僕が浸かる黒水面に揺れる月だった 船が傾き底が顔を出すときには 僕らはもっと水底へ 冷たく淀んだ水が 僕らの呼吸を奪い去るように 在りし日の僕らを奪い去った彼らを あなたは赦すことができるのだろうか ゆらゆらと笑うように揺れる水面月は 今のあなたを優しく包むことができる

        • ゆめのはなし

          なんだか眠れないので 思ったことをつらつらと。 彼の夢に僕が出てきたらしい。 手を繋いで散歩をしたんだと。 ごちゃごちゃな詰め合わせの夢の羅列を聞いて おかしくて笑ってしまった 空想の夢の話 あなたが出てきた夢を聞かせてほしいとせがむので 嘘に本当を混ぜて話していく夜更けです 桟橋のある海辺 あなたと砂浜を眺め並んで歩いていたら 履いているのがだるいとサンダルを脱ぎだした 空いている手を僕に向けて "手を繋ごう"と、ふふと笑う 僕もいいやとサンダルを脱いで 空いた手で

        マガジン

        • 長尾君
          1本

        記事

          素朴な疑問

          僕が悪いことをしても 怒らない人を初めてみた 悪いことをしても 殴らない人を初めてみた 両手をドアノブに縛り付けて 暗い部屋に閉じ込めたり 家の鍵をかけて出られなくしたり 怒鳴りつけない人を初めてみた 逆に疑問でもあった どうして殴らないのか どうして縛り付けたり 閉じ込めたりしないのだろう こんなに悪いことをしたのに 怒鳴らないのは何故だろう 疲れてしまったのか? それとも呆れて失望してしまったのか? ごめんなさい、ちゃんとやる どうしたら

          素朴な疑問

          僕はまだ彼を憶えている。あなたは忘れちゃった?

          僕には約6年ほどの付き合いがある友人がいた 彼とはmi/xiというSN/Sで知り合い、東/方projectや Soun/dHoriz/onを教えてくれた 自作の手切りステッカーを車に貼る痛/車はとても格好良かった。 以前久しぶりに文を出したが、返ってきたので不安になり 時期を空けたものの、彼を探すことにした 昔のデータは残ってないためm/ixiは再登録してTwit/ter等で呼びかけ、先ほどやっと友人の知人と連絡がついた。 彼は、一昨年1月に肺炎を拗らせて急逝したそうだ

          僕はまだ彼を憶えている。あなたは忘れちゃった?

          どうか

          僕に関わる全ての人に幸せが訪れますように なんてこと実際に叶うかは分からないけど 願うくらいなら僕自身で幸せに導く勢いで プラスの道へとズルズル引っ張り出す気でいる 楽しいことを楽しいと言えるように 美味しいものを美味しいと言えるように 悲しいことを悲しいと言えるように 明日の君が笑顔であるように 人として好きな人には ちゃんと好きと伝えるように心掛けている 会った人には最低でも一回ハグをしようと心掛けている 忘れないようにメモや写真をその都度とるようにしてる 出逢うの

          どうか

          MUG

          コーヒーカップに注がれていく暗い気持ち 溢れそうになって慌てて飲み込もうとしたら 白いシャツに染みができた 落とそうとあれやこれややっていくうちに 染みはただただ滲んでいくばかり それなら初めから無かったことにしよう、なんて コーヒーカップやシャツを壊した 壊れたそれらは 君そのものだと気付かずに 壊して気付いた遅すぎた 感じるものもなく、見るものすべてがモノクロで 新たなカップに注がれていく これはコーヒーなのかティーなのか 分からないまま笑ってい

          夜が明けるまで

          あの日心の裏側を打ち明けた夜 君は笑ってはぐらかしていた 僕には君が遠く眩しくて 釣り合わないなんてそんなこと 初めから 判ってたんだ 解ってたんだ 夜を数え身体を重ね 緊張で手が震えるのを 君は気付いていたのかな 夜が朝と混ざり合い微睡む時を 誰でもなく君と 過ごしていたいんだ 僕の未練に手を繋いだ君は どんな気持ちだったんだろう 誰も越えられなかった君を 好きでいる自分が嫌いだった 一緒にいることなんて叶わないこと 初めから 判ってたんだ 解ってたんだ 辛くて苦しく

          夜が明けるまで

          ゆめのなか

          覗く前から既に覗かれていて 漆黒に飲み込まれてから始まる物語 あなたの声が聞こえて 覗き込んでもなにも見えない 途中からあることに気づく 深淵って覗く前から黒いから 既に飲み込まれてても気付かないんじゃないかって あなたが弾くそろばんの樺玉の音 切り絵の妖怪の幕を駆け抜けて どんなに逃げても伸びる手が僕を離さない 目の前にある算盤を手に話し始めるあなたは お決まりの言葉から話し始めて玉を弾いていく それって本当に合っているの? 口元のアップを見ながら パステルやモノクロ

          ゆめのなか

          言葉という形を変える物体

          言葉って時には刃物にだってなるし 毒になって相手を苦しめるんだよ 分かっててあなたは僕に その言葉を投げつけているのかな 背中から刺さったその言葉の刃先にある毒が 徐々に体内に巡っていくのがわかるよ あなたは僕を刺しながら 血を流して苦しんでいるのかな 隠れて泣いた涙の温度なんて あなたは測ろうともしないのに みんなに好かれて愛されて その影を纏って生きてる僕の心情なんて あなたは量ろうともしないのに

          言葉という形を変える物体

          マニアック

          凄く昔によくブログのようなものをやっていたけど 全然続かない三日坊主でした。 今回もそうなる気はするけれど 推しが今日から始めるということで何故か始めだすという謎ムーブをかましました。えへ 今回はどうかな続くかな〜と思いながらも 日々思ったこととかつらつらと書いていきます。 時にはきだめ、時に考えてることをまとめたり。 好きな写真やファッションのこととかも載せていこうかな。 先月半ばからストレッチも始めたりしてる。 続くかわからないけど、ゆる〜くやっていきます。

          マニアック