好きな事を 仕事にする

私は初め、好きな事を仕事にするってことで
先生や親からも反対されました。猛反対。
専門学校に行きたかったんです。写真の
でも言われたのが
「この高校にきてまでそこ行くか?」
「もったいない」の一点張り。
ここまで言われたら泣く泣く夢を諦めました

今考えたらここで諦めちゃう時点で
「その程度」だったのかなと思います。

でもそこでね、来てたんですね
「カメラマン」の「求人」
きていたと言うより、周りの人が導いてくれた

自分の中でカメラマンって、専門学校とか
そういう学校に行かなきゃならないと思ってた
だからそもそもカメラマンの求人を探す事を
思いつきもしなかったわけで

本当に恵まれてるなと思う、ずっと
ずっっと、私の人生は本当に人に恵まれている

「カメラマンの求人あったよ!?」って
クラスの子が、昼休みにわざわざ
コピーしてもってきてくれた

本当に、あの瞬間がなければ
あの日がなければ あの子がいなければ

今の私は どこにもない

本当に有難うって、本当に本当に思うし
これからもずっと忘れることはないと思う

まあ話は戻りますが、反対された事に対して

私だって甘い覚悟で適当になったわけじゃない

「思い描いてたのと違ったとき」と
「嫌いになったとき」どうするの?って。

そりゃやりたいこと仕事にして
それをできるっていうのが一番いいと思うし
それが多くの人の理想であり
なかなかうまくいかないのが現実。
そのときも思ってた。
でも常に「いつ嫌いになるんやろう」とも
「すぐ辞めちゃうかもな」とも思ってたりした

こんだけ好きでも
ずっと好きでい続ける自信があっても
いつどのタイミングで嫌いになるかも
冷めるかも正直わからないんですよ
今でもそれは考える。覚悟は毎日し直してる

もし明日「カメラマン辞めたい」
って思ったら 私何するかなあとか。
でもただ「それが好き」なんじゃなくて

「その仕事のどんな時(事)が好き」

「それをしてる自分が一番楽しそう」

「それしてる自分が一番自分らしくいられる」

とか

そういう場合はきっと
後悔しないんじゃないかなって思う。
私で言えばただカメラが好き!写真が好き!
じゃなくて

自分の写真で喜んでくれてる人の笑顔が好き!
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ファインダー覗いたときの景色が好き!とか

誰かの何かの理由になれたら、って

カメラ持つのが嫌になりかけた時期も何回もあった。
泣きながら仕事したこともあった。
泣きながら同期に「助けて」って電話した日もあった。

お客様からの温かい「頑張れ」で
生徒からの「また来てね!」や
「卒アル楽しみにしちょんけん!」とか
そんな言葉で本当に耐え抜いてきた
あぁ、頑張ろうって素直に思った

小学校のころ「好きな言葉は?」みたいなやつ
よくあるじゃないですか、あれって
私もだけど多分適当に「ありがとう」って
描いてた人多いと思うんですよね。
でも今は本気で思います。
「ありがとう」がどれだけ偉大かということ。

そんな言葉たちだったり 結局
自分が「それになりたい」って思った時の事
想像したらそんなの吹っ飛んだり。

カメラじゃなくて映像にも手を伸ばしたけど
一旦好きなものから離れて
違う仕事してみて気付く事も沢山あって。

多分そんなことがあったから
今も続けられてると思うし
今のところは私は環境が変わっても
一生カメラマンでいたいなって思ってます
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でも逆に
「好きな事仕事にせんければ良かった」って
思ってる人も多分いると思う。そっちのが多い

それこそ、思ってたのと違ったりとか。
興味がなくなってしまったとか。
限界感じたとか。

「好きなこと」を「仕事」にせんければ
今も好きでいられたんじゃないかとか。
いろんな葛藤がある人も山ほどおると思う。

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