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妊娠中にがんばったこと

妊娠中にがんばったことってなんだろう、とふと育児の合間に思った。がんばったことを書き出してみる。

まず食事。野菜多め、タンパク質、玄米、フルーツ(主にバナナ)、ヨーグルトでこれを意識するだけで便秘にはほぼならなかった。多分一番よかったのは玄米にしたことかな。妊娠中に便秘に悩むことはまずなかった。今まで食事は美味しいものを食べれればいいのでバランスを細かく気にしたこともなかったし、食事を作るのも苦手な人間です。今も作るのが苦手だけど。ちなみに妊娠前は便秘体質で2−3日に1回出ればいいほうだったので、ありがたい体質改善だった。もちろん時たま甘いものも食べていたけど、体重管理もおかげで順調で最終的にプラス9キロでおさまっていました。優秀!(自画自賛)

次にがんばったことは散歩。35週あたりから前置胎盤疑惑であまり長時間歩けなかったものの、それまではいろんなところにとにかく散歩。1駅分くらいは歩いたりしてた。今思えばあの身体で息も絶え絶えに坂道とか登っていたのはすごいこと。この散歩もあってか体重管理にもつながったのかなと思う。そしてコロナ禍ではあったけれど、ひとりで見る最後の景色だと思うとどんな景色でも新鮮でとにかくまばゆかった。

そして妊娠線ケア。これはとにかく必死だった。前の日記にも書いたようにおんなでありたいからこそ、自分が自分でいるために妊娠線を絶対につくりたくなくて、とにかくお腹を保湿・保湿・保湿してた。ヴェレダのマザーズオイルを浴室内でびしょびしょな体にそのまま塗ってから浴室を出て、それからは顔に塗るものをお腹に塗りたくる日々。イハダのしっとり化粧水、センテリアンクリーム。それから青缶のニベアをベトベトに塗ってシルクの腹巻きをして過ごしてた。体質もあると思うけど、妊娠線はできなかった!出産直前くらいには正中線が少し濃くなったけど、産後3ヶ月になった今はほぼ綺麗なお腹に戻った、とてもうれしい!毎日湯船につかっていたのもよかったのだろうか。

3つ書いてみて、他にがんばったことはあんまりないのかもと思い始める。しいて頑張ったことといえばコロナにかからなかったこと、かもしれない。夏の出産だったのでコロナの感染者数が増えて不安だったけれど、自分ひとりで過ごせる最後の夏でもあったのでできる範囲で自分のやりたいことをやりきったと思う。頻繁に行けなくなると思って密かにライブにも行ったりしてました。感染対策が大丈夫そうなお店をえらんで外食もひとりでしてました。これ、やれてなかったら色々悔やんでいたと思うのですごい重要なことだったんだなあって思う。なにげなくひとりで出歩くことがこんなにも尊いことだなんて思いもしなかった。今はあの日に少し戻りたいと憧れる。思い出づくりという大それたことはできていないけど、ひとりの時間を有意義に過ごして本当に良かったと思ってる。ただ、ひととあんまり会えないのは残念だったけれど、、ほぼひとと会わなかったおかげでコロナにかからずに出産できたのだと思う。陣痛がきてから病院に着いて、助産師さんに「よくここまでコロナにかからなかったね、すごいことだよ」と言われて涙が出そうになったもの。自分のなかでの心配ごとが安堵に変わった瞬間だった。

妊娠前にやっておいてよかったこと、っていうよりもがんばってよかったことなのです。たくさんがんばってたし、今もがんばってる…!と言い聞かせて日々を過ごしてないとやってらんないね〜。