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残り一ヶ月

36w4d。予定日まで24日。残り約一ヶ月。

結局前回の健診では低置胎盤はなおっておらず、来週月曜にもう一度健診で下からのエコーをして帝王切開かどうか決まることになった。しかし8割がた帝王切開だねと医師に言われているので、そうなのだと思う。子宮の入り口から1センチしか胎盤が離れていない。

どのみち経膣でも帝王切開で産むにしても、出血多くなるリスクはありそうということで次の健診で自己血採血もして、輸血の同意書も書いた。人生初の自己血輸血・輸血にならないことを祈るばかり。副作用が怖い。というか、帝王切開は開腹手術なのでふつうに怖い。といまからビクビクしている。逆子で帝王切開になるひとってこんなきもちだったんだな、と助産師を離れたいま気持ちがわかる。

まあ反対に言えば、手術日=誕生日なのでそれまでに陣痛や破水がなければ予定は組みやすいんだけれど。

そんな不安な気持ちとは裏腹に、へちまは毎日元気に胎動があってお腹もぐんぐん蹴ってくる。こんなに妊娠というか母になる受け入れがよくないわたしでも、おなかの中でどんな体勢してるのか、なにしてるのか考えるとすーっごくかわいいな尊い、と思う感情は日に日に強くなっている。毎日話かけちゃうし、胎動ないと不安になったりしている。

産前早めに調べたほうがいいとのことで、産後ヘルパーや保活とかのことについて子どもセンターで資料もらったりしてきたけれど、本当に腹立つことばかりでこの国は子育てしながら働かせる気があるのかと苛立ってばかり。女だってやりたいことあるのにどうして妊娠中10ヶ月も我慢した挙句、やりたいこともできない環境だしなにかを捨てないと子育てしちゃいけないのか、嫌になってくる。オリンピックに無駄に税金は使われているのに、子育て世帯には何も優しくなく、高収入になればなるほど税金もとられる。意味がわからない。

へちまを宿ってからというものの、毎日社会に対しなにかしらにイライラしているな、と思う。グダグダなコロナ対策をしながら開会したオリンピックのせいもあると思う。おかげで都内の道路は混み合っていて、何かあった時のための通院の時にヒヤヒヤしそうで嫌だ。感染者数も増えていて何だかなあというきもち。

帝王切開になるということで、産後に傷口に当たるのは怖いのでお腹をすっぽり覆うショーツを犬印で購入。これまで浅履きショーツと腹巻の組み合わせできてたんだけれどここにきて深履きショーツを買うことになるとは。しかも帝王切開用のガーゼショーツは色が苦手なピンクしかなくてあーーテンションあがらない、!という気持ち。せめて黒も出して欲しい。

産前におこめちゃん(流産した子の胎児ネーム)のお参りもなんとか猛暑の中行けたし、マタニティフォトも夫の知り合いの女性カメラマンにお願いして、ひととおりやりたいことはできた気はする。ホルモンのせいで夫に八つ当たってばかりだしイライラすることもあるけど、わたしがやりたいと思うことをやらせてくれる環境にしようと協力してくれることに感謝。

ついに頭が骨盤内に入ってきているのか、トイレも近いし長時間歩くと骨盤がぐらぐら。寝入る時はなんとなく骨盤に違和感があるし、起きて朝立ち上がる時は何だか少し痛い。トコちゃんベルト日中してないと腰痛がつらい。いよいよってかんじがしてきた。