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「カラオケ行こ」見てきました

面白かった!

合唱部部長の岡聡実(おかさとみ)はヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?

制作ニュースを知ってから、公開をとても楽しみにしていた作品でした。
脚本・野木亜紀子、監督・山下敦弘というだけで期待大。
原作を読んで主演・綾野剛に期待特大。

TOHOシネマズなんばに観に行こうとしたら、上映されていたのは別館スクリーンでした。
えっ、別館。
本館公開作品と比べると配給会社も力を入れてない作品がかかる別館。
まだ公開2週目なのに。

でも行ってみたら、ほぼ満席。

上映中はあちこちで笑いが。
上映後は「面白かったねぇ!」と満足げに話し合う声が聞こえて来ました。

ここのところ、映画見終わったら「うーん」と考えこんでしまうような映画を見ることが続いていて、もちろん好き好んでそういうのを見ていたのですが、なんかこう、久しぶりに幸せな映画体験と言うか。

絶対、面白いからみんな見て!!

綾野剛とダブル主演の、オーディションで選ばれた齋藤潤くんも素晴らしかったわ。
X JAPANの「紅」に笑って、「紅」に泣きました。
エンディングテーマの、リトグリの「紅」も沁みました。リトグリと中学合唱部の「紅」、紅白で歌って欲しいわ。

合唱部の副部長も良かったし、後輩の和田くんも良かったし、映画を見る部の子も良かった。原作で描き込まれていなかった岡くんの中学生活がとても良かった。
お父さんとお母さんの、傘のエピソードと鮭の皮の話も良かったです。
あの傘欲しいなぁ。

そして綾野剛が、もう超超良かったです。

どこも良かった映画だけど、大阪の話とは思われへんかったな。
みんな達者な大阪弁だったけど、どこか郊外の話みたいに見えた。


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