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「鵼の碑」読みました~

2週続けて祝日で連休だったので、丸1日を「鵼の碑」読書に充てようと思っておりました。
1日で読んだぜ~。

17年ぶりの新作。
すんなり入り込めるかどうか心配だったのでした。

あー、懐かしい。
何もかも変わっていない。
そりゃ作中では前作から数ヶ月しか経ってないわけですから変わってなくて当たり前なのですが。

目次

本をめくって目次を見て「なんじゃこりゃ」と思ったのですが、読んでいくと、この目次が大変に親切でよく出来ているなぁと。

「登場人物紹介」のページがあればもっと良かったのになぁ。
新書ノベルズには「登場人物紹介」ページが必須、という決まりはないのかなぁ。

何もかも変わってない、とは言え「魍魎の匣」や「鉄鼠の檻」の頃ほど重厚感?「みっしり」とした手応えは無かった。

凄く怖いとか、しみじみ悲しいというところも無かったなぁ。
全作のあらすじ覚えてるわけじゃないけど、本を読み終わった後にいつも悲しい気持ちを感じたものでした。

なんか貶してるみたいな文章になってしまった。

わざわざこの分厚い本を買って読みましょうという人は「百鬼夜行シリーズ」の熱心な読者なことは間違いないし、17年待った甲斐はある、ちゃんとした続編でした。
シリーズ最高傑作ではないというだけで。

「1日で読んだ」と書きましたが正確には日をまたぎました。
事件関係者一同が集められ、「京極堂の謎解き」が始まったところ、残り50ページというところで午前1時半、眠気に負けて寝てしまいました。

覚えてないけど、変な夢いっぱい見てしまった~



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