ずいぶんと更新をサボってしまいました。

4/2（火）は阿佐ヶ谷「Coffee & DJ Bar Cafein」で開催された「Sweet Thing」でプレイした。持ち時間は1回30分を2回。

選曲の準備時間がそれほど多く取れないので何をやろうか迷った。そこでゲストDJで出演していただいたHAMAさんのプロフィールにある「Swing、Rockabilly、Punk、Rock」からヒントを得た。1本めロックとパンクよりはスウィングとロカビリーに近い雰囲気を想像してラテンのロックンロール、ブーガルーで行こうと決めた。

多くが1960年代の音楽である中にベック「Devils Haircut」を入れた。少し前にも書いたことがあるように、ベックの音楽にはラテン音楽の要素があるように感じていて、「Devils Haircut」は ザ・ラテン・ブルース・バンド「(I'll Be A) Happy Man」と似たようなグルーヴがあると思っていたからだ。こういうアイデアの実践がうまくいったのかどうかは自分でプレイしている時はフロアからの反応でわかる。失敗するとフロアから人が一気にひいていくけど、そうはならなかったから悪くなかったのだと思う。

1本目のグルーヴが縦ノリだったので、2本めは横ノリでやろうと自然に決まっていった。90年代中盤から終わりのUSオルタナ、UKロックにダブを織り交ぜる。その前にプレイしていたDJのやっていることと大きく違ったからお客さんを少し困らせてしまったかなと思う。ただ徐々にフロアに人が戻り、温まっていった。プレイしている曲について興味を持ってくれて、声をかけてもらえるのは本当に嬉しかった。いいプレイになったと思う。毎度自分のプレイを録音しようと事前に考えるけど、ついつい忘れてしまう。

火曜日であったけどお客さんも多く、お酒もよく出た。長居してくれる人が多かったのが嬉しかった。次回は6/4に開催予定だ。興味を持ってもらえたらぜひ遊びに来てほしい。

次のDJは同じCafeinで私が主催する「SAVANNA」となる。「Sweet Thing」とは違った雰囲気でパーティーを作っていきたい。DJに加えて鴨肉を使ったおつまみも用意しているので、そちらも楽しんでほしい。