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タッコングの上半分の作り方【脱!初心者向け 樹脂粘土】ねんどHOW TO動画付き


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他の人形に応用できる基礎作業と、共通点


怪獣「タッコング」。

前回の「油すまし」に続いて少し唐突な作例ですが、どちらも他の人形に応用できる共通項があり、動画の終わりに紹介しましょう。

また今回の作り方は、様々な動物人形作りに活かせる基礎的な作業を含むので、そちらも解説しながら進めます。


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9ミリのかぎ針で、樹脂粘土を丸めた「お団子」に大胆に分かれ目を入れ、ボディとアタマの部分に分けました。


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首とアタマ部分を指で引き伸ばす。付け根部分から「寄せて上げて盛り上げて」伸ばす、感じ。


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動物のアタマを作る作業と同じ


ここで一旦、動物人形のアタマ作りの解説です。今の状態で、全体の形が「クマのアタマ」の様な形になっていると思います。


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この「作り方」シリーズの最初に「ネコのアタマ」を作りました。初心者向けのネコアタマから、さらに今回の様に「口」を引っ張り出していくことで「イヌ、クマ、タヌキ」など他の様々な動物のアタマを作れるようになります。

またそれぞれ「作り方動画」を作りますね。


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タッコングに戻り、目と、目の上の線を入れました。目の上の線が入ると「表情」が出来てきます。


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「口」の線を入れ、今回は「キバ」まで1パーツで済ませました。


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アタマと同じように、「シッポ」も太めのかぎ針でボディから分離させました。


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分離した部分を伸ばしています。滑りの良い樹脂粘土は「伸ばす」作業には向いている様です。


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かぎ針で表面を慣らしています。かぎ針は「転がす」様に使います。


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2ミリの細いかぎ針でボディに線を入れます。この時かぎ針は固定気味に、人形の方を動かしました。状況で、自分に合った動きを使い分けましょう。


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さてタッコングの「吸盤」を、ストローで作りました。前回の「油すまし」では鉛筆やマジックのキャップで目玉の丸い形を下描きしましたね。便利なツールをいつも探しています。

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但し、自分の「作品」を作るうえでは、ストローでなく「ハガキよりやや厚めの紙を丸めて筒にしたもの」で丸模様を入れています。

その方が「アナログ感」があって好みです。「ものづくり」の楽しさは「創意工夫」にもありますよね。


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吸盤の中心部をかぎ針でへこませて・・。

入れ忘れていた鼻の穴を入れて、「タッコングの上半分」が完成です。


様々な人形に応用できる「足パーツ」


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さて「タッコング」と「油すまし」人形の、共通点。

この「足パーツ」の作り方を覚えると、他にも「ガラモン」など、応用が利きます。

以前にやった「立ちポーズボディ」の作り方を覚えた方なら、それの下半分をカットして作れますよね。これらを含めた「足パーツ」や、「手、ウデパーツ」の作り方も、またやりましょう。


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今回の項目で色んな人形のヒントを掴んで、上達してくださいね。




動画5分55秒。

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