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サヨナラの歌_-_vocal_Piano_2022_02_05_

humming room
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「サヨナラの歌」のピアノとボーカルを初めて合わせてみます。
例によって息切れ注意報発令中ですが、最後まで通して歌えますように

そして「僕」の絶望的な状態は、後半で少し救われているか
歌詞の方も追ってみていただけたら嬉しいです。

nene



「サヨナラの歌」

曲・詞:日向寧々

うたた寝の気配はドアの向こう
開けるその手がつい優しくなるの
僕だけの癖に

視線落としたまま 投げた心
僕の肩越しに
春を夢見る瞳を映して

君の不器用な言葉を 
聞き分けているのは
きっと僕だと思ってた時が冷たい雨に崩れてく

こんなに平気な顔で
手を振る事しかできない僕は
今までずっと
大切な言葉を避けていたんだ


はじめから誰も居なかったように
空っぽの部屋
ポツリと残されて色あせる時計

遠い街への電車に
揺られてく君のポケットに
ふたりが紡いだ物語のかけらは残るのかな

晴れた空には四月の花びら
解けた糸を絡って
ホームに消えた笑い声を今も
ここで聴いてる


君の不器用な言葉に
隠れてた答えはきっと
「ありがとう」見慣れた文字の手紙が教えてくれるから

いつもの戯けた顔で
頼りないひとりの道を歩いて
いつか小さな迷いもない日々に変えてゆくから

今までずっと抱きしめた思いを放つサヨナラ

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