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【葬儀ナレーション】BGMの選曲と、声を乗せやすいオススメの12曲

今日は、ナレーションのときに流す音楽のお話など。
なお、今回の記事の内容は、式場のある葬儀社さまが著作権関連をクリアしていることを前提としています。ご了承くださいませ。

下記目次の項目1~3までは、無料でお読みいただけます。曲選びにお役立ていただければ嬉しいです。

1 購入方法と持ち運びについて

使用する曲は、CDで買ったり、コレと決まっているものはiTunesストアで1曲買いしたりで手に入れています。主にピアノのみ、もしくはプラス数種の楽器で構成したシンプルな楽曲が多いですが、映画音楽などはアレンジされたものでなく、なるべく原曲を選ぶようにしています。

それらを、順番を考えながら使いやすいようにCDに焼いて各式場へ持ち運びます。今のところ、私がお世話になっている式場は、どこもUSB経由やBluetoothでの音楽再生に対応しておらず、CDが一番確実な状況ですが、一応、ナレ原稿を書くiPadにも、全く同じ曲をバックアップしてあります。

2 曲の長さについて

これまで作ったナレーションの文字数が、一番少ないときで600~700文字、多い時で1400文字強でした。これを私の話すテンポに合わせると、使用曲は3分半~6分弱くらいになります。そのため、これに対応できる範囲で探すようにしています。

ただ、一番多いのは850~950文字の原稿なので、まとめたCDの中で多いのは4~5分の曲。閉式前でお花入れ直前のナレーションとしても、これくらいの仕上がりの方が、聞いている人にとって物足りないこともなく、長すぎることもない印象のようです。

(ちなみに私は、曲が終わる数秒前にナレーションが終わるよう、調節するようにしています)

3 私なりの選曲の基準について

まずはメロディーが美しく心地よいこと。大切な人を見送る寂しさや悲しさを、少しでも和らげてくれるような、心をふわりと包む優しい音楽であることが一番。そして、明日へ向かって次の一歩、希望を感じるものならなお良し。葬儀だからと言って、どんより重いものは使いません。

もう1つ、歌詞の力を借りないものがいいなと思います。ナレーションの背景に流す音楽なので、実際にはもちろんインストなのですが、原曲に歌詞が付いているものは、歌詞の持つイメージに聞き手の気持ちが左右されてしまうので、自分の作った文章をきちんと聞いていただけるものを選びたいと思っています。

BGMはあくまでBGM。大切なことは、故人さまの歩みや人となりを、場の皆さまに共有していただくことを目的としたナレーションの方なので、そのことをふまえて、しっかりと自分の役割を果たせる音楽を選ぶようにしています。


以下には、現在私が気に入って使っている曲を12曲ご紹介しています。
(すべて、iTunesストアで購入できます)

すみません。ここにたどり着くまでに、この数倍の曲を購入しているので、お気持ちだけいただく有料スペースとさせていただきます。笑
が、精鋭12曲、開式前やお花入れのときのBGMとしてもいい、心地よい曲ばかりです。お役に立てると思います😊

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