ジード・ウェスリー(うちの子)

Profile

固有能力:「Gコントロール」
(周囲50m以内の重力を自在に制御できる)

レストラン「グーラ」にて、専属ウェイターを務める男性。
他の従業員のリーダーも務める。

半シャドウ化した弟がいる。
だいたい30代くらい。

目は光がない淀んだ緑目。
髪色はくすんだライトゴールド。

一人称は「僕」で、ちょっと崩した敬語。
非常に冷淡で、機械的で妙に不気味な印象があるが、
気配り上手で人当たりの良い性格をしている。

好物は半熟のスコッチエッグ。

グーラにて住み込みで働いており、オーナーシェフで家主であるベルルのことは義理の親のように思っていて、恩義を感じている。

また、たった1人の弟には異常なまでに過保護。

不気味で完璧な給仕

フルサービス式なので基本的には客の動向を見て動いたり、ベルルに従って動く。

特別料金(チップ)で個人として個別に対応してくれる。
その料金はやや高く、最低額でも1000Gかららしい。

爽やかな笑顔で元気に接客し、やる事為す事を完璧にこなす。
光が無い目を気にしているのか、極力目を見せない。
能力抜きで物を零さずに運べる。

物騒極まりない客も来るので、威嚇のために常にガチガチに武装している。
ルールを守らない者、危ない者には相応のお仕置きをする。
重力で動きを封じ込めたりしている。

裏の顔

ジードは傭兵組織のループスの一員で、ハーネスの後輩。
同じ孤児院育ちでもあった。

投薬や手術などのえげつない人体実験を受けた結果、凄まじい戦闘能力を得たエリート。

ある程度は自立しており、報酬次第で色々受け付けている。
危険な任務は傭兵として日常茶飯事だが、穏便な雑用もよくある。

でも本人的には食堂での仕事の方がやりがいがあって、とても満足している様子。
そこで働いていると、自分が人間であることを自覚できるし、心の拠り所でもある。
心から何としてでも食堂を守る決意を抱いている。

ちなみに仕事で稼いだ金は半分が組織の資金、残りは孤児院の寄付金と生活費に当てている。

戦闘能力

一般人枠としてはトップクラスに位置し、チームIFに太刀打ちできるレベル。

近接、中距離、遠距離のどの面においても万能で、
特に不意打ち、騙し討ちが得意。

魔導拳銃「ガレー」を愛用している。
誘導性はないが強力という割とシンプルなタイプ。
カセット式で、妨害や攻撃、回復などの多彩な弾を発射できる。
ちなみに燃料はスタミナ。

この銃は組織から支給された武器で、最近やっと正式に所持できるようになったらしい。

一方、赤い柄のサーベルはジェームズに鍛えて貰ったもの。
作者が作者な為、東洋刀に似た構造をしている。
その為か非常に頑丈で強い。
流派は殺戮刃術「パグローム」で、確実に仕留めることに特化している。

基本的に力で押し切るので、守りの型や長続きする消耗戦が苦手。
重力操作は強力だが、ある程度の精神集中が必要。
気が乱れるとめちゃくちゃになる。

殺気を高めると目が不気味な赤に染まる。
その時は戦闘能力が異様に高まり、戦闘狂に染まってしまう。

どこまで赤い力に飲み込まれていようが、
自我が僅かに残っているため、精神的にキツいらしい。
普段は投薬などで抑えている。