ラルス・ヴェール(うちの子)



profile

固有能力:デバッガー
(シャドウ及び穢れの耐性、駆除能力が最強クラスになる。
のように一切シャドウ化できない。)

好きなもの:チョコレート、エアスクーター、読書
苦手なもの:トマト、酒(1%ですら駄目)、リア

チームIFのリーダーで
(記述上では)主人公でもある男性。一応20代。

純血の人間である「普通の人間」であり、この創作では珍しく既婚者。
ルチアという妹が存在するが…

一人称は「オレ」
内面に熱い心を抱く、素直でまっすぐな青年。
しかし実父と叔父によるスパルタ教育で育ち、感情が乏しく、かなり無欲。
訳あって全く笑わず、仏頂面であることが多い。

エルバートとは仲が良く、良き相棒。
ずっと昔から親友な気がしているらしい。

アルコールは1%でも寝込むくらいに弱い。
全く酔わないエルバートと飲む際には大体ジュースやノンアルコールカクテルで済ませる。

常に臨戦態勢になれるようにジャージ等のスポーティーな服装をしている。
身嗜みには気をつけている方だが、外ではウィンドブレーカーや、パーカー、スウェット等を着ている。

左脚は訳あって、特殊な節電義足になっている。
本当の足のように感覚があり、問題なく動かせる。

本人的にリーダーらしくしているのだが、
健康的で、家事や料理から仲間への気遣いが見られる等から
無骨そうで意外と女子力があると見られがち。
料理は栄養をしっかり考えたアスリート飯をよく作る。

アイというアマグニ出身の東洋系の妻とリアによく似たニアという息子がいる。
二人とも旅に出てる様子。
アイは由緒ある魔導士の出自。

ラルス本人は先天的な非性愛者。
(恋愛感情は抱くが、性的欲求はないタイプ)


幼い頃からエアスクーターが好きで、大体それに乗って移動している。
持っているのも自前のもので、素早く、トリッキーな動きもできる機種らしい。


戦闘能力

超人だがあくまで人間なので、癖の強いメンバーと比べるとやや劣る。

「モンドリヒト:ツヴァイ」という片手半剣一本で戦う
根っからの剣士。
この剣はシャドウにもヒトにも問題なく使える特殊な刃。

魔法はギリギリB級。
剣を媒体にしているおかげて上級魔法が使える。
光と炎がメイン。

攻撃刃術「オフェンス」の使い手。
1対1の戦いに優れた刃術である。
腕前は師範級で正統伝承者として認められているが、本人は「まだ未熟」だと思っている。
また、東洋剣術も心得ている様子。

奥義は「無光剣」
目に映らぬ速度で動き、一瞬で一刀両断する抜刀術。

防御や耐性を完全無視できる必殺技ではあるが、
範囲に合わせて相応の集中を要するし、やったらやったで自身も負荷でボロボロになるという諸刃の剣でもある。

ヴェール家の一子相伝の技なんだとか。

魔石の人工心臓

ラルスは「ファイヤーオパール」という貴重な魔石を生命維持装置として体に組み込まれており、
不死鳥のような再生を遂げる「不老不死」の力を持ってしまっている。

「ファイヤーオパール」は夕陽のように輝くコアが特徴の希少魔石。
天然でしか採取できない上に、力も特定の能力者でないと十分に発動しないという。
不老不死の力は特定の類の能力者のみである。

後の調査でわかったが条件はメタ系の能力者で、
ラルス君は「デバッガー」。
私も「セーブ&ロード」なので有効だろう…多分。
byリア

この不老不死は、魔石を生命を収める器にして
ある瞬間の体の状態を保存し、それを基に体を随時再構成する仕組みに作り替えるもの。

怪我したり死んだりする事がなければ、一般的な細胞の死と再生と同じように静かに再構成し続ける。

ちゃんと生きた肉体として普通に飢えや渇きは訪れるし、排泄もある。

不老のトリガーは「想いが一際輝いた瞬間」で、1度だけその瞬間の体の状態が保存される。

ラルスは18歳の頃にリーダーとして就任してから
「強くなって守りたい」という想いを強め、不老化したらしい。

不死性

1度死ぬと炎に包まれて溶け、特定地点に戻って復活するリスポーン能力。
本人の強い意思でその場で炎に包まれて復活することも出来る。

覚醒状態になると魔石の影響で目が夕日色に染まる。
ラルスの青い目に緑色が混ざっているのも、この魔石に含まれる魔光のせい。

流石にこの特性は遺伝しないため、息子の方が年を取っているように見える可能性がある。

因みにテセウスの船的な問題もあるだろうが、
幾度も細胞が変わり続けていようと、ラルスという存在には変わりないだろうと考えている。

Byリア

失せ物


義肢は生命エネルギーを使う魔導器製。

上記にあるように、15歳の時に妖魔の攻撃で左脚を負傷。
その傷に含まれていた毒はじわじわと体内を腐らせて溶かす危険性があった。

後から助けに来たリアは、毒を断つために仕方なく足を切除。
リア曰く、環境さえ整っていれば零式で完治できたはずだった。とのこと。

この時点でエルバートがいたので、彼の力も借りて早急に義足を作成。
強化施術の要領で体内にファイヤーオパールを埋め込んで蘇生した。

元々そんなに表情に出ないタイプだが、精神に賄うためのエネルギーが不足して感情が欠如。
特にポジティブ系の感情の殆どを亡くしている。
そのため、非常にストレスを溜め込みがち。

善の剣

モンドリヒトは意思を持った聖剣で、選ばれた継承者にしか使えない。
一応ラルスはツヴァイに選ばれた継承者。

例外として継承者と深い絆を結んだ者にだけは、緊急時などで一時的に使わせてくれることはある。 

この剣は竜鱗金という最強クラスで超希少な魔道金属で鍛えられていて、ちょっとやそっとでは傷つかないが、持ち主の精神力で威力が変わる。
心に極端な変化が起きると、属性や配色すらも変化することがある。

困った時にはテレパシーを用いて導く。
厳かで重みがあるが、透き通った優しい声らしい。
それでも迷いがある時や、振る舞いを誤った時は、剣が自ら体を操る事もある。

その時の立ち回りは、善の面を捨てた情け無用の超危険なものになる。
ラルスの場合だととほぼ同じ。

因みに剣はラルスと謎の深い関係性があるエルバートの事も気に入っているらしく、普通に使わせてくれる。
エルバートが使うと闇、水属性に変わり、剣が黒基調になる。

補助効果 

モンドリヒトには持ち主にだけ与えられる強力な補助効果がある。

ラルスは強化施術がなくとも、化け物級の仲間と張り合える程の戦闘能力を持てるのは、半分はこの剣のおかげ。
あと半分は自力で鍛えた実力である。
家系的に超人クラスなのには変わりない。

また、スタミナ切れを起こしにくくしたり、集中しやすくしてくれる。
魔力や怪我の回復力が2倍になる。

深い絆を結んだ仲間にもある程度の恩恵があり、上記の3分の2ほどの効果がある。

ただし、効果は全部継承者の精神状態に影響されるため、
無気力化したり、パニック状態になると半減してしまう。


継承の儀式をもって、正式に主として認めてもらう必要があるが…