ダン(うちの子)


Profile

固有能力:「ブラッドブースター」
(体が傷つくほど戦闘能力が強化される)
苦悶能力:「影の器」
(周囲の穢れを吸収して変身する様になる)

敵性勢力にあたる仮面の集団「ティモリア」のチーフで、リーダー格である男性。

カルトとしての司教的存在でもある。
(アールス教は大昔からある)

主の物に似たニヤニヤ顔の仮面を付けていて、
体の色彩が希薄で黒ずんでいる。目は黒白目に白い瞳。髪色は黒。

好物はクリームの入ったドーナツ。
プライベートでドーナツを買っていると、たまに遭遇することがある。

服装は白衣に黒いインナーを着用することが多い。
ダメージブーストを常時発動しているような状態なので、常に体はボロボロ。

プライベートではナチュラル系の服装をしているが、傷を隠すためにタートルネックの長袖インナーや手袋をしている。

破壊の従者

特殊な半シャドウで、非常に珍しいバランスの整った万能系。
罰としては「虚飾」担当。

主の強大な力の一部を借りて破壊や洗脳、環境汚染等を行う。
シャドウや穢れを自在に操るのは勿論のこと、上位のシャドウの能力を再現したり、相手の技などを奪い取って一時的に再現するなどできる。

啓示のために自身を依代にして神降ろしすることもある。
体が耐えられないのか、身体中から黒い膿が溢れる。

因みにティモリアの中ではダンの作る仮面が最も力が強い。
やけに頑丈で力を強く引き出すようになっている。

信者たちに関しては、主のためと言って使い棄てることはあるが、何も無い時は時々ケアしたりしている。


混濁していく人格

一人称は「僕」。
言動は常識的で根は善良ではあるが、サイコパスのケがある。
主の為ならば傷つけ、傷つけられる事を平気で行う。
自傷行為もかなり手慣れている。

ダン本人としては『シャドウと平穏に共生できる世界を築くこと』を大きな目的としている。

元の人格が弱く、コントロールされやすい。
何かとぼんやりとしがち。

仮面は自分の手でいつでも外すことも出来るが、他者の手で外すことは出来ない。

本名はディエース曰く「エヴェン」
ディエースは一番の親友である。

「分析心理学」や「人間性心理学」を主に、「心の穢れ」も研究している。

人々を助ける為に多くの特殊な術を身につけた。
殆どが心やシャドウに干渉する為の手段で、今でも術を通して理解し、関係を改善しようとはしている。

因みに本気で苦手な人物がいて、神格を除けば
作中最強クラスの身体能力とメンタルを持ち、察知能力が高すぎるレイチェルや、自由なジョーである。

戦闘能力

組織のリーダーなだけあって、その実力は別格。
普通の体型に見えるからって油断は禁物。
異常な筋力と体力を持ち、高い魔力を用いて上級魔法も駆使する。
固有能力の仕様で、ダメージが溜まるほど力を高めていく。

武器はダガーナイフ。
それで普通に攻撃もするが、穢れを固めて強化することも出来る。
突き刺すことで注射器のように穢れを注入して力を与えたり、強制的に汚染させたりする他、
逆に抜き取る事で心のシャドウを抽出することもできる。

穢れを抜かれた者は性格がガラリと変わるか、精神が壊れて廃人になる。

また、神降ろしをすると人格が崩壊する代わりに、戦闘能力が更に跳ね上がる。
ここまで来ると能力を封印するなどの処置が必要になる様子。

変身

穢れを吸収する特殊な変身。ダンの場合は主の干渉を要する。

どことなく天使のような姿になるが、体がタールのような穢れで構成されている。
弱点は浄化、光属性。

シャドウとしても最強クラスに位置する。
剣で戦うこともあるが、その1振りから生じる衝撃波で街1つを破壊するレベル。
他のS級シャドウの力を再現したり、相手の技などを奪い取って自分のものにしたりなど、変身前以上にやりたい放題。

特にコントロール能力が桁違いに強め。能力としてはこっちがメイン。

黒い波動を発し、それに触れると強制的にシャドウ化したり、シャドウが体から這い出て廃人化したりする。

また、あらゆる人々の思考を意のままに操作し、裏切り、仲違いさせるのも簡単に出来てしまう。
自力で正気に戻れないため、下手をすれば洗脳が一生解けないこともある。

さらに問題なのはどれほど意思が強くても、ある程度の耐性がないと絶対に影響を受けてしまうという所。


虚ろな男

本名:エヴェン・ボールドウィン(Even=Baldwin)

普通の家庭で育った身でありながら、生まれつきで人格面に問題があった。
素の性格はありとあらゆるものに無関心で、生への執着すらないどこまでも虚ろな人間。
嘘を重ね、自分を装う事を得意としていた。

一応良い人っぽくしているのは
『人の為になることをしなさい』という両親の教えを守っている為。

「何が人を喜ばせるのか」を学ぶ際に心に興味を持ち、多方面にも浅く広く手を出して勉強をしてきたので、学業成績はトップクラスで知識も非常に豊富。

ディエースことマルセロと出会ってから、まともに人間性が育った。

彼とは互いに支え合い、腹を割って話せる仲になり。
時に年相応に遊んだり、研究や学業成績などでよく競い合ったりしていた。

現在の仲間達や、本当に気を許している者にだけは素の人格を晒し、本名で名乗る。

最近は自分と向き合う覚悟を決め、必要以上に嘘はつかなくなってきた様子。

キース曰く虚ろだからシャドウに魅せられ、憑かれやすい
とか言われている通り、シャドウへの関心は強く、愛情すらも覚えている。 
憑依されて奇行に走ることもしばしばある。

信者として

破壊神と対面した時にその荘厳さに非常に強く心を打たれ、根っからの信者となっている。

それも妄信的な狂信者ではなく、ちゃんと倫理的、理性的に判断して活動する。
民俗学の一環として研究もしている。

エヴェンは采配の神(ゲームマスター)として崇めている様子。
主もそう認識されることを好んでいる。